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 あれから、5年――


 無事に叔父様の養子として、元気に公爵邸で過ごしています!


 公爵の後継っていうこともあるし、諸々のことを考慮してくれたお祖母様が学院に行くのを必殺”病気療養の為“として遅らせてくれたので7歳までに受けてこれなかった礼儀作法もお勉強もこの5年で死ぬほど頑張りました。

 

お勉強だけでなく、なんと王家との秘密のお茶会にも参加して国王陛下と王妃陛下、王子殿下達と王女様とお話する機会もあったので社交もそれなりに問題はないでしょう。何より私は中身が大人なので?


こういった交流を持つことになったのも、私がお父様の娘になった時に改めて受けた魔力測定と本来であれば学院で受けるはずだった属性判定を受けた後のこと。


 チートもここまできたら「チート極まれり!」なんて言いたくなるほどにチートでした…。


 なんと6属性持ちなんです、私。


光、闇、火、水、風、土、と属性があるのですけど、なんとその全部に適正があったそうです。


 びっくりですよねーーー!ハッハッハ


 もうね、笑うしかなくてですね…

 それで王家の人達は視えてしまう方達なので、秘密にはしないで話して緘口令を引きましょうってことになりました。


 王妃様はうちの息子どう?って言ってきたりしますが、私にはやりたいことがあるので無理ですって勢いよく断りました!!!!だってまだ幼かったからね!!!許してねって感じでかわい子ぶりっこしておきました。


 そのやりたいことは何か聞かれたので、それは『企業秘密』ですって答えたら頭の上に大きなハテナがいっぱい浮かんでいましたね。


 なので、国に役に立つことだけど、これはよそにバラしたくないのでごめんなさいって素直に答えてたら国王陛下は笑って許してくれました、優しい。


王妃陛下は、まだ諦めていないような感じだったけど、精霊王様に公爵領からお引越しすることは許さないって言われてると話したらさすがに諦めてくれました。ふぅー…。

 それでも違う日にめげずに第二王子を勧められましたが、私の後ろでミリィとブルーが目をとんがらせてしまっていたようであれ以来は何も言われないけど、友好関係を結んでおきましょうって流れになっているそうです。


 ただ、そんなことしなくても私は王女殿下とも第一王子とも第二王子とも仲が良いのでちゃんと友好関係は自然と結ばれているのです。


 たまに公爵領に王子達と王女様が遊びにきてくれたり、王城まで遊びに行ったりしてたんだけど馬車に乗る時間が長くて億劫になってた私が、瞬間移動したい!!なんて言い出してお父様と色々と試行錯誤した結果、魔力石と魔力石の間を瞬間で移動できるようになりましたーーー!!


王宮と公爵領を繋いでもらってこっそりお城にも遊びに行ったりして、今ではバーナード陛下、チェリシア様、レッド様、リュス様、レイラ様とは良く顔を合わせています。


 そして、お父様とは魔法の勉強をしたりしながら、生活向上アイテムの開発に取り組んでいます。


 公爵邸にいる人達に聞き込みをしたりして何を作ろうか考えている時にふと髪をタオルで何回もぎゅってして水気を取ってブラシで乾くまで解かしてくれるメリーに目が行ってふと、ドライヤー欲しくね?ってなったので、次の日即お父様にこんなんほしいんですけど、どうやったら作れますう??って聞いたら、目がこれでもかーーーってくらい大きくなってびっくりしてました。


「風魔法じゃだめなのかい?」なんて言うんだけど、貴族の人も平民の人もみんなが風魔法を使えるわけじゃないと話すと、納得してくれて次の日に魔道具研究所なるところに連れて行かれました。研究者って本当に怖い。


 こういうのを作ってほしいけど、できますか?って言っただけなのにそれはどういうものですか?動力源は?形は?なんて詰め寄られて気絶しかけました、怖い。


お父様が止めてくれなかったら勢いに負けて、気絶してましたね、私が。


それからというものの、何かアイデアが出るたびに研究所に行って作ってもらったりしたので何気にこの国内に流通しているもので私が関わったものは多いのです。ちゃんと利権分のお金は貰ってますよ当たり前だけど。売った分のマージンも含めてね。ふふふ。


 更にここ数年研究して最近になってようやくできたのが、通信機とカメラと録音機。私もうすぐ学院に行かないといけないんだけど、貴族って怖いので何か身を守るものやすぐに誰かに助けを呼べるものが欲しいなーって思ってて、スマホでいいんじゃね?ってなったんだけどそこまでの技術はまだ無理だなって思ったからとりあえず前世の初期型の携帯電話バージョンの通信機とインスタントカメラとボイスレコーダーなるものをアイデア出して作ってもらいました!!!


 研究所の皆様ありがとーーーー!!!


 ひとまず、この三つはまず王家に献上して、公爵邸と私のの分だけです。魔道具に関しては王子様達も知ってるんだけど、私が関わっていることは内緒にしてもらってます。もちろん、陛下にも王妃様にも。

 こんなのバレたら、怖い人達に殺されるか誘拐されそうで怖いですぅぅって泣き言言ったらすんなりでした、良かったーーー。


 これで準備もできたので、17歳まで寮暮らししても何とかなるかなーーー?


 いよいよ来週から私も貴族学院に編入です。


 お父様、お祖母様、お祖父様と簡単に会えなくなるのは寂しいけど私、頑張ります。

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