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のせてこっ  作者:
第九章 肘に
26/29

 考えうる限りの女性のタイプを集めました。協力、皇子。感謝です。

 あ、これで駄目なら男性も一通り対応するタイプを集めて貰う予定です。


「本当にこんなのでとけるのか?」

「分かりません」


 私、それだけは自信がありますよ。


「グレゴリウスが聞いてきたんだろう?」

「はい。マリナ嬢の考え付くようにと」

「ふーん。それなら仕方が無いのか・・・」


 納得いかなそうな皇子ですが、私の考え付く事なんて、そんなにないんですよ。でも、お礼は言っておこう。グレゴリウスさんも続きます。


「ご尽力感謝致します」

「色々ありがとうございます、皇子」


 今日はグレゴリウスさんの婚約者である私の友人作りという名目で、女性を集めてもらいました。呪いをかけた人がモテないあまりの僻みだとしたら、すっごく格好いいグレゴリウスさんがモテなければいいのだと思ったのです。ハーレム願望があれば、人数がいりますし、ちょうどいいかなと。グレゴリウスさんは指を咥えて見ている方ですが・・・。あとは多分、ロリコン(私)とツンデレ(カサンドラさん)好きでは無さそうですが、念のためメンバーに入れてもらいました。そして義母の力でとてもお洒落なカフェでお茶会です。

 私の友人ではあまり旨味が無いので、皇子にご参加願い、義母とも伝手が出来るというお得な催しとなりました。但し、カサンドラさんの強い希望で、グレゴリウスさんは不参加です。その時の会話がこちら。


「私も微力なが」

「あなた、あたくしが行くから心配ないわ」

「だ」


 「が」という暇もなく、グレゴリウスさんがモテてしまったら大変だというカサンドラさんの必死の思いが、周りの皆に汲み取られ、本日はお留守番となりました。紳士ですからね、呪いをかけられる可能性も考慮しました。母も何があるか分からないので、お休みです。


 お洒落なカフェは可愛というよりも、こちらでは珍しい感じのモノトーンでシックな所でした。皇子が来るので男性が映えるような場所にしたそうです。流石です。

 勿論、カラフルなお嬢様方も引き立てます。まずは正統派ピンク色のワンピースというか、もうドレスですね。それを着ているのは金色の髪に同じく桃色の花飾りを付けた、お花の妖精のような方です。

 続きまして少しお姉さん風の真っ赤なドレスを着こなした、素晴らしいプロポーションの薔薇のような方。

 オレンジ色の元気いっぱいのどことなく子犬を彷彿とさせる方。

 黄色いドレスの女性は日に焼けた肌が健康的な方。

 ほっそりとした水色のドレスで月の女神のような方。

 落ち着いた緑色のドレスは珍しく眼鏡をかけた知的な方。

 すっとした眼差しの藍色のドレスを着た色気が滴るような方。

 以上、七人と私とカサンドラさんの九人、もう一人遅れて登場した、パステル系の紫のドレスの不思議ちゃんの十人で、皇子とグレゴリウスさんを囲みます。


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