表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/91

リーリシアについて

「まず、私の世界について説明しなくてはなりませんね。」


そういうと、シアはこの世界[リーリシア]について色々教えてくれた。


[リーリシア]には魔法があり、主な属性は7つ。火・水・風・地・雷・光・闇の属性がある。

7属性の中で、必ず1つは適性があり、1〜3つの属性を持つ人が多く、4つ以上の属性が使えるのは珍しいとのことだ。でも、極少数だけど、全属性を使える者もいるらしい。

ちなみに、火・水・風の適性を持つ人が多く、次に地と雷。その次に、光。そして最後の闇が1番少ないそうだ。



魔力量(MP)は種族によって違い、人間(ヒューマン)のMPは種族全体で見れば少なく、100~5000くらい。でも、平均は2000程で、3000もあれば凄い人レベル。


寿命も元の世界と違い、魔力量で左右する。魔力量が5000近い人は300年生きるらしいが、平均で100年。3000超えで200年と言われている。元の世界と比べると長生きだけど、全種族で見れば短命らしい。



ヒューマン以外にも色々な種族がいて。簡単に分類すると。


・魔族(獣人や亜人・エルフなど見た目が人に近い)


・魔物、魔獣(害のない者もいるが、人間や魔族を襲うことがある。中には、言葉を話せるなど、意思の疎通ができる者もいる。)


・妖精や精霊(姿を見せることはめったない)


・動物(ウサギや鹿など魔力を持たない生き物)   など


そして、主な属性に1匹ずつ、原竜と言われるドラゴンが7匹君臨している。


とはいえ、原竜たちに関しては、ちょっかいをかけなければ、危害を加えることはないようだ。



――――――――――――――――――――――――――――――


「ざっと説明させていただきましたが。分かりやすく言えば、シズクさんがしていたゲームと似た世界だと思っていただければよろしいかと。」


ゲームって[The aim is to…](目指す先は…)だよね?プレイキャラは人間だけだけど、見た目とか職種とかスキルとか自分で決めれたし、はまってたんだよねー。


ちょっと楽しみだけど…。でも…。


私は不安になりつつも、とりあえず1番気になることを聞いてみる。


「私も魔法が使えるようになりますか?」


これ、これ大事!!


期待を込めてシアを見る。シアは優しく微笑み答えくれた。


「ふふっ、もちろんです!」


やったー!憧れの魔法が現実で使えるなんて!

あ!でも…。魔法が使えてもいきなり強いって訳じゃないよね…。


「魔物に遭遇したら死ぬ可能性も…。」


ゲームと違って、HPが0になっても生き返ることは出来ないだろうし…。


「不安に思うのも仕方がありません…。ですが、お任せください!私に出来る範囲で、ではありますが、シズクさんがゲームで得たものを[リーリシア]でも使えるように!と思っています。」


出来る範囲って?…。まぁ、すぐに死ぬってことはなくなるかも!


「ゲームで得たものって、アイテムやステータスに表示されるスキルとかですか?」


「はい、そうですね。アイテムに関しては問題はないのですが…。一部、使えない魔法などが…。」


あーそうなんだ…。何だろう?

他にも変わるところがあるかもだし、聞いとこ。


「他に違いは?」


「そうですね…。シズクさんにはヒューマンとして転生していただくことになるのですが、容姿に関してはゲームとも前世とも、違う姿ですね。」


そういえば、シアが身体を創ったって言ってたっけ?


「どんな容姿なんですか?」


自分の身体になるんだから、気になるよね!


「ふふっ後のお楽しみです♪」


え?教えてくれないの!?


「あぁ、それとお金はこちらの世界で使えるものに替えておきますね!」


さらっと、進めないで!?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ