愛
愛することの始めの一歩
めちゃめちゃ確かな所に足を着いていたと思っていたのに
ふと、足元を見ると、
ずぶりずぶりと、音も無く、重い泥の中に沈んでいた。
これ以上、愛してしまったら、もう、
戻ることが出来ない。
こんな感情。
こんなにも幸せで満たされているのに。
この愛を失ったら、私は息をすることが出来るの?
今なら、まだ間に合う。
愛することが、怖いことだなんて、
今まで思わなかった。
ただただ、幸せの小道をしっかりと前を向いて
楽しんでゆくのだとばかり。
愛を信じて、
相手を信頼する。
手を取る。