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30話 食レポ

「お待たせしましたー!」


「待っていました! これがクロムさんとはじめさんが言ってたプリンですか?」


「そうですよ。 一応これがプリンなんですけど、今日は生クリームも一緒に作ったので、この生クリームをプリンの上に乗せて出来上がりです。

あともう一つはさっぱりしたものでリンゴの生クリーム添えです。

生クリーム自体はそんな甘味が少ないのでプリンにもリンゴにも合うと思います。

ミリアさんのお口に合うかわかりませんが良かったら食べて見て下さいね。」


「是非! 是非! 食べさせて下さい!」


「また、新しいものを作ったのか……。

本当お前さんの魔法と知識には驚いてばかりだよ。

とりあえずいただくとしよう!」



そう言いながら、クロムとミリアはプリンをスプーンですくい口に運ぶ。



「「……ん!!」」


「……美味しい! 美味し過ぎます! 噛まないでも溶ける食感もさる事ながら、ほっぺがとけるほど甘くて、それを包むように生クリームが口の中に広がって、後味にリンゴの風味が残るのでしつこさがなくさっぱりします!

なんなんですか!? 美味し過ぎますよ!!

こんなに甘くて美味しい食べ物初めて食べました!」


「こないだ食べたプリンも美味しかったが、この上に乗ってる生クリームってのがまた美味しさを際立たせるな!

しかも生クリームを付けるだけでリンゴも格段と美味しさが増すな!」


「(ミリアさんのコメントが百点だとしたらおっさんのコメントは十点だな)お二人に喜んで頂けたなら嬉しいです。

また今度別のも作ってみますね。」



いちいち人のコメントにもケチをつける男である。



「そういえば、お前さんが倒したレッドボアなんだが、どうやらギルドから討伐依頼が出てたみたいで討伐の報奨金がもらえるぞ。

こないだ来た行商人が置いて言った討伐リストに書いてあってな。

あとで色々教えるから、ついでにリストも見ときな。」


「え? わかりました……?」


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