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28話 生クリーム

はじめはクロムの家のキッチンで一人デザートを作っていた。

クロムとミリアがレッドボアを使った鉄板焼きを庭でやるとの事で、はじめはお願いされたプリンを作っていた。



「プリンはこないだと一緒のものを作るとして、なんかもう一個作りたいよな。

生クリームとかあれば、フルーツやプリンにも色々と使えるしデザートの幅も広がるから……生クリーム作るか。」



はじめは台所にある牛乳から生クリームに必要な成分である乳脂肪分を作るために乳脂肪分以外の成分をエクストラクションで取り除いていく。



「本当このエクストラクションって魔法便利だよな‥。

遠心分離機とかもこの魔法で代用できるし、生クリームも作れるからこれを更に分離すればバターも作れるし……料理やお菓子作りに最適な魔法だよな。」



確かにはじめの魔法は応用の幅が広く想像次第でいくらでも使い方はあるのだが、本来お菓子作りに最適な魔法ではない。



「とりあえず作ってみた生クリームでホイップクリームを作るとして残った生クリームは分離させてバターでも作るか。

生クリームにバターもあればそうとう作れるお菓子も増えるぞ!」



そう言いながら前回同様にリンゴ味のプリンを作っていく。

ただ今回はその上に生クリームをのせたプリンとリンゴの生クリーム添えを作った。



「よし、こんなもんでいいかな?

ミリアさんもきっとこれなら喜ぶだろ!

あとは冷やして、ご飯食べ終わる頃に持って行こう。」



はじめがデザート作りを終わらせるくらいにちょうど良く声がかかる。



「はじめさーん! ご飯の準備ができましたよ!」


「あ、わかりました。 今行きまーす!」



こうしてはじめは二回目のお菓子作りを終える。

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