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登校初日からやってしまったようです。

二話目更新!

ちなみにまだキャラは出揃っていません(笑)

ー4月ー


高校デビューして最初の授業の日。

初めて開く教科書ー

初めて会うクラスメイトとのファーストコンタクトー


そんな大事な日に限って...

...何故......っ...


「何故に目覚まし時計が無反応ッ!?」


現在の時刻ー7時55分

時計の時刻ー2時05分


2時05分に活動を停止したようだ...


ーってそんな呑気なことを考えている暇じゃない!!

急いで真新しい制服に袖を通し、髪をセットする。鞄に今日授業がある教科書と新品のノートを詰め、一階のダイニングへと降りた。


するとそこには娘の気も知らないで呑気にお茶を啜っていた母の姿ー


「母さんッ!どうして起こしてくれなかったの!?」

「えーだって珱ちゃん昨日

『明日から高校生だから自分で起きるからね!母さん起こさないでね!!』

って言ったから、お母さん珱ちゃんを信用してー」

「だぁーーっ!!昨日の私阿呆ーーッ!!」


どうして昨日そんな事言っちゃんだんだよ私ッ


「ほら珱ちゃん、そんな叫んでないで早くご飯食べちゃいなさい。」

「うぅっ...そんな今日に限ってメニューがどうしてカツ丼...」


何か間違ってるよママン......


そんなこんなしているうちにもう8時10分ー


「ーーご馳走様でした!そして行ってきますっ!!」


ダッシュで家を出る。ここから高校まで10分。まだ間に合うはず...


ーっと前方に同じ制服の人影発見!!


「なんだぁー私と同じような人もいるじゃーん......


ーってお前かぁァァァーー!!!」


その人影ー風に飛び蹴りを喰らわす。


「ーーっ!!?」


今だ状況が掴めていない風に構わず私の暴走は止まらず...


「痛ッ!?な......なんだ、珱か...って、ちょッ⁉︎」


勢い止まらずそのまま風に倒れ込んでしまったー


「ーーッ痛ぇじゃねぇか!!おい」

「痛たた...もう!そこは男なんだからガシッとキャッチしてよ、へなちょこ野郎」

「ーッこの野郎」


一応は私の下敷きになってくれていた風から降り、時計を確認する。


時刻、8時20分


「......」

「......」


私の足の遅さでは絶対に間に合わない。


「......なぁ風さんや」

「......」

「さっきの事謝るのでダッシュお願いします。」

「...了解」


風が鞄を私の方へ投げ、しゃがみ込む。

二つの鞄を持った私を風は器用に持ち上げー持ち上げた、と言ってもお姫様抱っこのような乙女チックなものではなく、風の肩に荷物のように乗っかる、いわゆる俵担ぎというものだーそのまま走り出した。

このスピードなら遅刻は免れそうなのだが...


「ひゃーー!風さんや風さんや、昔より足が速くなったのか?スカートが大変なことになりそうだよ」

「......知らん」


そう言うとそのままのスピードで学校まで走って行った。


こんな感じにほんわり(?)進めていこうと考えてます(笑)

恋愛ものにする予定ですが暫くはこの調子だと...

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