特級呪物PC
カタカタカタ… ッターン
深夜、PCキーボードの音がオフィスに響く。
カタカタカタ… ッターン
「死ね、しね、シネ…」
PCキーボードの音と共に、
ノリコの呪詛の声がオフィスに響く。
カタカタカタ… ッターン
指先からは、怨嗟、悲嘆、憎悪、厭悪、憤怒、怨念
そんな感情が込められて込められて、ノートPCのキーボードに
少しずつ移っていく。
ノリコ女史は退職した。
課長との不倫とか色々あったらしい。
仕事も人間関係も一人で抱え込むタイプだった。
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一ヶ月後
データ移行の為に、ノリコ女史が使っていたPCを確認した。
「コレ……やばいヤツだ。あんまり触りたくない。」
「どうしたの?ウィルス?」
「違う、違う。。。そんなのより怖いって、特級呪物だよコレ」
「特級呪物?」
「彼女が、恨みつらみを込めて約5年間叩き続けたキーボードだからねぇ。やばッ、こわ」
「霊感強いもんね、君」
「うーん、仕事のデータ抜いて初期化しとくから、処分よろしくって伝えておいて」
「オッケーわかった」
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さらに一ヶ月後
「空気が澱んでないと思ったら、特級呪物化したPCがなくなってるね。処分してくれたんだ」
「えーーーーとね。総務の人がワインドウズ11にできる10のPCを、まとめて中古業者に売り飛ばしたらしいよ」
「……あの、特級呪物を世に放ったのか」
「わかんないって。多分、大丈夫だって」
読んでる貴方のラップトップPCは、特級呪物かもしれません。
中古ノートPCを使ってる人は、気を付けてくださいね。
職場はディスクトップ環境なので、
ラップトップ?ノート?PCは無いのですけれども。
特級呪物のキーボードならありましたwww
黒いモヤが見えるらしいです。怖ッ。




