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神様育成記 〜サラリーマンの俺が異世界来ちゃいました。神様の子供たち育てます〜  作者: めいぷる
サラリーマンの俺が神様を育てるって本当ですか?
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3 生と死の神 リーン

ゲネシス様曰く、リーン様?は、生と死を司っている女神様で、罪を持つ人間を裁き倒しているらしい。罪の重さで階級が決まっていて、罪を持つ人間の事を呪者といい、1~6まであり数を重ねていく事に重くなるようだ。1~3呪者は、輪廻をくぐる事ができ、生まれ変われるようだ。4~6は?とゲネシス様に聞いたら、暗闇に送られて……そこからはノーコメントじゃ。と言われてしまった。怖っ。リーン様怖っ。俺の恐怖した表情を見たゲネシス様は、訂正するかのように改めてリーン様について話してくれた。

リーン様は、優しい性格で、人間をこよなく愛しているようだ。それはもう我が子のように。

普段は、下界で仕事をしているみたいだが、時々人間界に降りて楽しんでいるとの事。


その話を聞いた俺は、それ、神様としていいのだろうか?と思うところだが、ゲネシス様がいいのじゃ。ふぉっふぉっ。と笑っていた。ゆるっ。

まあ我が子のように思っているなら仕方ないか……と思うようにした。

リーン様について話しているうちにリーン様が居る部屋に着いたようだ。

資料が沢山ある部屋に着くと女の人が居た。

漆黒の黒髪に、透き通るような白い肌、目は琥珀色。髪が長いため、後ろに三つ編みで束ねている。



「ゲネシス様その方が子供達を育ててくれる方ですか?」


「そうじゃ。名前を凪という。」


その会話の後にリーン様がこちらにやってきた。


「初めまして。生と死の女神 リーンと申します。一緒に育てていく仲間として仲良くして頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。」


「こちらこそよろしくお願いします。リーン様」


「様は不要ですよ。」


その言葉の後にふふっと微笑んでいる。なんだろう。大和撫子って感じの女性だなぁ。とても呪者を捌き倒しているようには見えない。

着物とか巫女装束とか似合いそう。あ、でも神様だから意味無くない?巫女装束はダメでも着物は作りたいなぁ……

てか、この大量の資料なんだろう?


「そういえばゲネシス様、私の部屋にあった資料全部持ってこいと仰っていたので本当に持って来たのですが良かったのですか?」


「よい、よい。ワシの部下にでもやらせるから大丈夫じゃ、じゃがリーンには悪いがさすがにワシの部下でも第6呪者は裁けないからのその者は、リーンが裁いてくれるかの?」


「分かりました。第6呪者はなかなか出ないので大丈夫だと思います。1番近い判決を待つ者でも1000年は出てこれないので。」


「そうか、そうか。ふぉっふぉっ。しかし、これを第1~第6までわけるのはちと骨が折れるのぉ……」


「大丈夫です。第1~第6まで分けて、裁ける順番に並べておきました。」


「さすがリーンじゃ。仕事が早いのぉ」


ゲネシス様は、ふむっとした表情で髭を触っている。


「凪」


「はい。何ですか?ゲネシス様」


「早速で悪いんじゃがリーンと子供たちと住む場所に送ってもいいかの?」


「はい。俺は大丈夫です。リーン様は、大丈夫ですか?」


「はい。大丈夫です。あと私の事は気軽にリーンとでも呼んでください。私は凪とお呼びするので。それに敬語も不要です。」


「わ、わかったよ。リーン」


神様なんだから敬語必要だと思うんだけど、めちゃくちゃ顔近づけられてしまった……美人あそこまで近くで言われると迫力が凄い。


「2人が仲良くなって嬉しい限りじゃ。それじゃ早速送るからの。詳しいことは、着いたらリーンに聞いてくれ。」


「分かりました。よろしくリーン」


「はい。任せてください。」


リーンは、そう言った後に微笑んでくれた。


「そうじゃ凪、祭壇を作ればいつでも会うことができるからの。さっき言ったように、報告も定期的にしてくれ。それじゃぁまた会う時までさらばじゃ。ワシはここからお前たちを見守っているからの。 凪、リーン、子供たちに幸多からんことを……」


そう言った後にゲネシス様は、指をパチンッと鳴らした。

文章力、そして語彙力をください。

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