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少年に恋した魔術師  作者: にゃんまげ
=Chapter1=魔術師との出会い
7/8

●6●満月の登る夜、戦いは始まる


時間はすでに11時を過ぎていた。私は一人で学校のグラウンドに立っていた。黒幕を待ちながら、月を眺めていた。


「やはり、君は魔術師だったんだね。なんとなく察しはついていたよ。」


振り向くと、変わったマスクをつけ、コートを着た青年が現れた。流石に誰かはわからない。しかし、うちの学校の生徒であることは確かだ。


「死神の力を得たようね。でも元は人間。まだ慣れてないんじゃ無いの?」


「まさか、君一人相手なら余裕で殺せるようになったよ。」


「戦う前に名前を教えてもらいたいんだけど・・・教えてくれるよね?」


「あはははは、優太とでも名乗ろうかっ?」


___メサラウァーモス、我に武器を与え給え!___

そう言うと、詩菜の周りにいくつもの剣が浮いて現れた。50本はあるかもしれない。


「誕生して間もない魔術師が調子に乗るな。殺すつもりはなかったけど、死なない程度に痛みつけてあげる。」


「確かに誕生して間もない。しかし私は750人を殺してきた!そんな私に1本でもその剣を当てれるかな?」


「当てるじゃない・・・刺す!」


詩菜が手を男に向けると、浮いていた剣はガタガタと動き出し、高速で男の方へ飛んで行った。


「夜明けまで時間はたっぷりある。君がくたばるまで遊ばせてもらおうかッ?!!」


剣が飛ぶ音、それを弾く音が響きあう。

満月の登る夜、魔術師同士の戦いが始まった・・・。


=Chapter1= 完 To be continued…

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