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少年に恋した魔術師  作者: にゃんまげ
=Chapter1=魔術師との出会い
2/8

●1●転校してきた少女

進級して中学二年生になった俺、赤城優太(あかぎ ゆうた)は次のクラスにどんなメンバーがいるのか楽しみにしていた。去年は大したことなかったからな。今年こそ。


始業式が終わったあと、学年の集会があった。

そこでクラスが発表された。俺は5組。2年5組だった。メンバーは・・・、おっ、不知火啓介・・・ケイスケがいるじゃん!ラッキー!

啓介は小学校から仲がよかったやつだ。仲がいい奴が一人いるだけでもありがたい。

えーっと、あとは・・・ん?見たことがない名前があるな。しろざき・・・?いや、きのさきか?わからないな。転校生か?名前からして女子っぽいな。

ふと横を見ると、一人の女子が横に立っていた。


「うおっと?!あたった?ごめん。」


「別にいいよ。赤城さん。それと、よろしく。」


ふと彼女の名札を見た。あぁ、この人が城崎詩菜(きのさき しいな)か。・・・あれっ・・・?


教室に入ると感じる。また新しい中学校生活がはじまるんだな・・・!

まずは自分の席を探す。・・・あった。といっても一番前だな・・・名前順だから

仕方ねぇか。取り敢えず隣はだれだ?・・・え、城崎?


「取り敢えずよろしく、城崎さん。」


「城崎って呼び捨てでいいよ。さっきも言ったけど一応隣の席になったし。よろしく。」


「えーっと、突然で悪いけど、転校生だよな?」


「そうだけど。あぁ、ちゃんと自己紹介やってなかったからね。でも進級時に転校してきたから自己紹介はなさそう。」


「あとさ、昔この近くで住んでたりしてなかった?なんか前にも話した気が・・・。」


その時、先生が入ってきた。結局彼女にききたかった大事な質問はできないままだった。ま、まさかな・・・。

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