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少年に恋した魔術師  作者: にゃんまげ
=Chapter1=魔術師との出会い
1/8

●0●城崎詩菜

夕日が沈んで行くところを、僕たちは旅館のラウンジから眺めていた。


「優太、いい景色だね・・・。」


隣にいた詩菜が先に口を開いた。


「ん、ぁ、そうだな。」


「私、この時間が永遠に続いてくれたらいいなと思う。」


それは俺も同じだ。っていうのはなんか恥ずかしいな。ここはなんて言うのがいいのだろうか。そう思っていると、詩菜が続けた。


「無限の時間など存在しない。この世界は有限でできている。そうなんだよね。」


「確かにそうだけど・・・突然どうしたの?」


「ぁあ、ごめんね、変なこと言いだしちゃって。」


そしてまた、無言の時間が続いた。


___ソファに座り夕日を眺めていたせいか眠くなってきた。あと30分もすれば晩御飯の時間だ。5分前までには集合したほうがいいだろう。


「詩菜、そろそろ部屋に戻った方がいいんじゃないか、・・・あれ?」


詩菜はうたた寝をしていた。寝顔、可愛いな・・・。


出会ってまだたった数ヵ月くらいだけど、今はこんなに仲良くなってしまった。

・・・しかし、出会った時の違和感は残ったままだった。

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