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俺の青春は変わっている  作者: 二之川 了
3/3

反リア充部

「よし、春走(はるし)。部活に行こう。」

人から下の名前で呼ばれるってなんかドキッとするな。

ところで具体的な部活内容を聞いてなかった。

「あの・・・桜道さん?」

「私のことなら咲羅と呼べ。あと、敬語は使うな」

「あ・・・はい。じゃなくてわかった。」

「ふむ。で、なにか言おうとしたか?」

「具体的にどんなことをするんだ?」

「ふむ。例えばリア充どもの行動を見て悪いところを匿名でネット掲示板にさらすとかだな」

咲羅はなぜか笑っている。もしかしてドSなのか?

「というのは冗談で行けば分かる」

「はぁ」

そして第五休憩室についた。ここが部室らしい。

「入るぞ」

そういいながら咲羅は入っていったのでその後を付いて入った。

すると4人の女子がいた。

「あれれー?咲羅先輩、その人誰ですかー?」

ぶりっ子のような口調だな。これは絶対女子に嫌われているな。

「友達がいない赤岸春走だ。今日からこの部活に入る」

入るもなにも強制だからな。

「そうなんですかー。あ、私は中下紗枝(なかした さえ)っていいまーす。1年生でーす。紗枝って呼んでくださいね。春走せんぱい」

「あぁ。よろしく紗枝」

下の名前で呼ぶのも緊張するな。まあ、慣れるだろう。

今度はパソコンに向かってなにかしていた子がこっちを向いて

「私の名前は片島みなみ。春走と同じ2年生だ。よろしく。」

紗枝とは違って片島は大人っぽい雰囲気だなぁ。

「私の名前は田中明里(たなか あかり)、1年生です。いろんなものを発明してます。なにか欲しいものがあったら言ってくださいね。」

なんだが不思議な力を感じているのは俺だけなのか?というよりこの部活は変な人しかいないな。

「ちなみにここにいる全員、友達はいない!」

咲羅が自慢げに言ったが自慢するようなことでもない気がする。

大丈夫なのか・・・



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