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四角い空

見上げれば 切り取られたような四角い空。


それしかない。


ゆらゆらゆらゆら オレの魂はこの空を浮遊する。


四角い自由 


オレの領域  オレの世界


野離しなら  結構自由


ゆらゆらゆらゆら





オレのテリトリー


結構自由?  そうでもない。


例えるなら、お釈迦様の掌の中


まるで孫悟空


四角く切り取られたこの世界に  オレは囚われている。





生まれたときから ここにいるわけじゃない


ある日気づいたら ここにいた







こんなのは自由じゃない。


誰かここから オレを救って。


……元の世界に



四角い空を 鳥が横切る


オレを見つけて そう忘れないで


そうして 外の誰かに 伝えて欲しい


オレがここに居ること。





この世界に オレしか居ない。


四角い世界



だけどきまぐれのように あいつがやってくる


逃げてもすぐに壁に辿りつく


どうしてオレなの? 何かの間違いであって欲しい



なんて  もう何度思っただろう


変らない現実だけが事実だと


体に覚え込まされた





虚ろな目で見上げる オレの視界に四角い空


ゆらゆらゆらゆら


流れるのは白い雲なのか


それともオレの魂か




どっちにしろ ここには それしかない。


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― 新着の感想 ―
[良い点] ゆらゆらな感じ。 [気になる点] シュールぶってんじゃねーよ。 [一言] 君は笑えるSF小説を書きなさい。 結構面白いものが出来ると思うよ。 BY/とーよー
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