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物語に選ばれし女 〜 紫の記憶に咲くもの 〜

作者: アリエル

現在の文学研究者が平安時代に転生し、紫式部として源氏物語を書く物語です。ちょっぴり真面目な感じで少し古い文体にしてみましたが、雰囲気をお楽しみください。

かつて、この世には「紫式部」と呼ばれるべき一人の才女が存在するはずでございました。


彼女は、幼き頃より和歌に秀で、書を愛し、父の蔵する漢籍を誰よりも深く読み解いたと申します。やがてその才は一条帝の御所にまで届き、后に仕える女房として召され、後に「源氏物語」と呼ばれる永き文化の礎となる筆を執る運命にございました。


――されど、ある年の秋、突如として悪しき熱に(たお)れ、若くして世を去ったのでございます。


その日を境に、「源氏物語」という名の文化は、この世界線より綺麗さっぱりと姿を消したのでございます。


けれども、物語には魂があるもの――それを守り伝える“言の霊(ことだま)”たちは、時を越えて旅をいたしました。そして、彼らが見出したのは、遠き未来――令和の世に生きる、あるひとりの女性の魂でございました。


**


月島紗世子(さよこ)――(よわい)三十五。ある国立大学の文学部にて、准教授として平安朝文学を教える女性にございました。


その小柄で楚々(そそ)とした佇まいは、今時には珍しく、どこか昔の女房を思わせるものにございました。専門は女性文学、特に『枕草子』に見られる視覚的描写や心理の微細なる揺らぎに強く惹かれ、日々の講義においては、清少納言の軽やかな知性と毒舌の妙を、生徒たちに語りかけておりました。


けれど、彼女の心には、常にひとつの空白がございました。


『枕草子』の奔放な筆、『更級日記』の夢見がちな独白――確かに、それらは尊きものでございました。されど、なぜかこの平安という時代には、もっと深く、もっと人の業と悲しみを描いた“何か”が存在したのではないかという、根拠なき渇望が、胸の奥で(くすぶ)っておりました。


「語られてこなかった物語がある…」


そう感じては、大学の蔵書を漁り、古本屋を歩き、ネットの文献を彷徨(さまよ)えど、それに該当する物はどこにもございませんでした。


その夜もまた、彼女はひとり大学の居室の明かりの下、資料に埋もれながら原稿用紙を手に取っておりました。名もなき草稿は、何度書き直しても“あの物語”に届かぬまま、破かれては机の隅に積まれていくのみでございました。


そして、夜が深まり、彼女は知らぬ間に眠りに落ちました――


**


夢の中。


どこまでも暗い、墨を流したような夜空。そのなかに、ふわりと浮かぶ白銀の巻物が、風もないのに静かにほどけてゆきました。


そこに現れた言葉は、声なき声――


「まだ、書かれていない物語がある。

書かれるべき魂が、そこにない。」


ぞくりと背筋を撫でるような感覚。紗世子の胸が、不意に強く脈打ちました。


思い出したのではございません。呼ばれたのでございます。


**


次の瞬間、彼女は、見知らぬ畳の上に身を横たえておりました。


香の匂い、絹の擦れる音、どこかから聞こえる琴の調べ。


ここは、平安の御所。女房たちの控えの間――


月島紗世子は、時を越え、名もなき物語の“代筆者”として目を覚ましたのでございます。


目を覚ました月島紗世子は、しばし天井を見つめたまま、息を潜めておりました。


木組みの天井、絹ずれの音、焚かれた沈香(じんこう)の香り――

それは、夢ではございません。令和の時代ではございません。


そこは、まごうことなき平安の宮中にございました。


**


控えの間に身を置かれ、名もなく身分もないまま、月島紗世子はしばし「よそ者」として扱われておりました。


けれど、女房のひとりが、彼女の筆跡と和歌に目を留め、やがて“藤式部(ふじしきぶ)”という仮の名を与えられたのでございます。


藤原の流れを偽りに借り、式部の役として帳面の筆を執る――その名は、まさに未来の「紫式部」の萌芽にございました。


月島紗世子はまだ、自身がなすべき役割を知ることはございませんでした。けれど、彼女の魂の底には、明確なる“渇き”が芽吹き始めていたのでございます。


それは、「まだ誰も語らぬ物語を、私は(つづ)らねばならぬ」という、言葉にもならぬ焦燥にございました。


**


筆を取る日が参りました。


けれど、いざ紙の上に向かいますと、何を書けば良いのか分かりませぬ。


記憶は何もなく、物語の構造も名前も浮かびませぬ。

ただ、“ここに何かを記すべき”という確信だけが、指先を震わせましたのでございます。


**


そんなある日、彼女は内裏(だいり)渡殿(わたどの)にて、若き中宮の周りを伺う、ひとりの少女を見かけたのでございます。


その少女は、まだ幼く、言葉少なで、けれど目元に強き寂しさをたたえておりました。


「まるで、親しき人の影を追って生きているような……」


その少女を見た瞬間、筆が走りました。


……幼き姫を、思うままに育てんと欲し、

亡き人の影を重ねるは、過ちにあらずや。


その章の名を、彼女は「若紫」と記しました。


誰に教えられたわけでもなく、ただ、その色と名が、魂に落ちてきたのでございます。


**


別の日のことでございました。春の夜の宴のあと、控えの間の縁にて、ある女房がひとり、遠くを見つめておりました。


彼女は、身なりは質素ながらも気品があり、静かに佇むその姿に、どこか世俗の塵を知らぬような清らかさが漂っておりました。


月島紗世子はふと、その女の周囲に漂う、淡き哀しみの気配に気づいたのでございます。


彼女のまなざしは、どこか遠くの海を見ているかのようでございました。


「この方は、何かを手放し、何かを守ろうとしておられる……」


月島紗世子の胸に、ひとつの姿が浮かびました。


それは、都から離れ、波の音を聞きながら、幼き姫を(はぐく)む女性。


決して表には出ぬが、気高き血筋を持ち、才に恵まれながらも、慎み深く身を退け、ただ静かに愛を与えることを選んだ女――


その姿は、まさに「源氏」がかつて見失い、そしてふたたび求める存在にふさわしゅうございました。


月島紗世子は、その女を想い、筆を執りました。


彼女の筆先が導かれた章の名は、「明石」。


都のきらめきから遠く離れた場所に在りながらも、心の深きところで光る、ひとりの女の物語にございました。


**


女たちの微笑みの奥にある、抑え込まれた苦しみ。(いと)しすぎて狂う者、愛されずに消える者、誇り高く敗れる者――


日々の生活の中に、月島紗世子は登場人物たちの“魂の素”を見つけ出し、それを和歌に昇華し、物語へと封じ込めてまいりました。


彼女はまだ知りませなんだ。


それが、かつてこの世界にあったはずの『源氏物語』と、寸分たがわぬ運命をなぞっているということを。


ただ、日々の暮らしと観察の中で、“言の葉(ことのは)”に導かれるまま、かつて失われた名作を、ひと筆ずつ復元しておりました。


こうして、「光る君」の物語が――すなわち『源氏物語』が、いま再び、この世に生まれようとしていたのでございます。


**


和歌とは、心の底より立ち昇る、かすかな煙のごときものでございます。


藤式部――月島紗世子は、この宮中にて過ごすうち、言の葉の真なる力を知ることとなりました。


日々のやりとりに、(はな)やぎの陰に、そして、誰にも語られぬ思いの隙間に、必ず一首の和歌が在りしこと。


女たちは、言葉を惜しみ、感情を飾らず、ただ和歌にのみ、魂のひとしずくを託していたのでございます。


**


ある夕べ、月明かり冴えわたるなか、彼女は庭の片隅に咲く白き花を見つけました。


それは人の手の届かぬ場所に、ひっそりと咲いており、宵の光に照らされて、まるで命短きもののごとく震えておりました。


そのとき、彼女の筆はふと走ったのでございます。


心あてに それかとぞ見る 白露の

光そへたる 夕顔の花


恋の行方も、真の姿も、すべては確かならぬまま、白露のように淡く消えるもの。


その歌より、彼女はひとつの章を編みました。


名を「夕顔」と申します。


名もなき女、恋の影に咲き、気づかれぬまま命を落とした者。まことの姿も、まことの名も残さず、ただ一首の和歌を遺して消えた者の物語。


それは、“語られぬ者を記す”という彼女の筆の、初めての試みでございました。


**


また、夏の盛りのある昼下がり。


庭先の橘の花が香り立つなか、彼女はひとり、縁に()し、往時を偲ぶ老女房の姿を目にしました。


その方の背は少し傾き、けれど眼差しには今も気品がありました。


かつては(ちょう)を受けていたであろうその方の、誰にも求められぬようになった今の姿に、月島紗世子はある切なさを覚えました。


そして、筆を取り、そっと一首を記します。


橘の ()をなつかしみ ほととぎす

花散る里を たづねてぞとふ


花の盛りを過ぎしあとにも、香に惹かれ、訪う者があるやもしれぬ。


それは、過去を責めることなく、今ある自分を静かに肯ずる、そんな祈りにも似た歌でございました。


この歌より、彼女は章の名を「花散里(はなちるさと)」と記し、筆を進めたのでございます。


愛されることよりも、在り続けることの尊さ。

盛りを過ぎても消えぬ香のような、やさしき人の物語を。


**


そして、冬の風の冷たき夜。


(とばり)の奥より、筆を持つ者の気配がいたしました。


そっと覗けば、紅の衣をまとい、まことに古風なる様の女房がひとり、じっと文をしたためておりました。


その姿は、笑い草にもなりし容貌をものともせず、ただ静かに己の役目を果たす人のようでございました。


その姿を見て、藤式部の胸より生まれた一首。


年を経て 待つしるしなき わが宿を

花のたよりに 過ぎぬばかりか


誰にも訪ねられずとも、花の知らせに心を寄せ、今日もまた待つ人。


その一首より、また一章が立ち現れました。


名は「末摘花(すえつむはな)」。


笑われ、忘れられし女が、ただ一途に、時を経ても心を変えず在り続ける、その誠の物語でございます。


**


和歌は、ただの装飾ではございません。


それは、日々の暮らしのなかで、誰かの胸の底に沈んだ想いの露。


藤式部は、それを掬い上げ、言の葉として記す者となりました。


夕顔、花散里、末摘花――


これらの章は、彼女がこの世で初めて詠んだ三首の和歌より生まれ、やがて、ひとつの大きな物語を形づくる礎となってゆくのでございます。


**


藤式部――すなわち月島紗世子の筆は、もはや単なる物語を綴るものではございませんでした。


その文は宮中の女房たちの間にて静かに広まり、人知れず「源氏の物語」と呼ばれ、貴族の娘たちの間でも密かに読み継がれるようになったのでございます。


誰が書いたか定かでなくとも、そこに描かれる恋と別れ、女たちの心の(ひだ)に寄り添う章々(しょうしょう)は、まさに女たちの“魂の鏡”となり始めていたのでございます。


**


ある日、清少納言が藤式部のもとを訪れました。


彼女はいつものように傲然(ごうぜん)としながらも、手にした巻物を差し出します。


「これが、噂の“源氏の物語”でございますか。

――まことに、よう描かれております。悔しいほどに」


それは賛辞でもなく、皮肉でもなく、彼女なりの真心でございました。


「私は、ことばを洒脱(しゃだつ)に、軽やかに記したいと願うております。けれども貴女は、言の葉の奥に、沈みゆく月のような哀しみを宿される。――まるで、魂を削って書いておられるようで」


そう言い残し、彼女は去ってゆきました。


そして、その日より、清少納言はときおり控えの間を訪れ、藤式部と歌を交わし、詞書を論じ合い、やがて心を通わせるようになったのでございます。


**


けれども、筆の力が世に影響を及ぼすことは、決して幸いばかりではございませんでした。


ある日、女房のひとりより耳打ちされました。


「中宮に仕える姫君のひとりが……“源氏の物語”に心を奪われたようにございます」


姫は物語に登場する「藤袴(ふじばかま)女君(おんなぎみ)」に自らを重ね、実在する若き貴公子――宮中でも名の知れた才子に、己の心を預けようとしておりました。


しかもその恋の相手は、藤式部が“源氏”の霊感として描いていた人物に他ならなかったのでございます。


「これは、ただの偶然なのでございましょうか……

――いえ、物語が、人を動かしてしまったのかもしれませぬ」


彼女の胸は深く揺らぎました。


筆を執った責任を、これまで深く考えたことはございませんでした。


けれど、今――ひとつの物語が、ひとつの人生を狂わせるやもしれぬことを知り、彼女は恐れを覚えたのでございます。


「私は、禁忌を犯したのでは……」


その頃より、彼女の書き記す物語のなかでも、ある一人の姫君が静かに輝きを放ち始めました。


紫の上――その人物像は、月島紗世子が特に思い入れ深く筆を運んだ存在にして、物語の核心に在る女性でございました。


周囲の女房たちは次第に、藤式部の筆がこの「紫の姫」にもっとも重きを置いておることに気づき、やがて彼女のことを、敬意と親しみを込めてこう呼び始めたのでございます。


「――紫式部様」と。


それは、彼女自身も知らぬまに、筆の宿命がその名を導いた、運命の響きにございました。


**


その夜、彼女のもとに訪れたのは、陰陽師・安倍晴明の弟子――白川でございました。


彼は静かに言いました。


「物語は、鏡にございます。人がそのなかに己の姿を映すも、それを映した鏡が悪しきものとは限りませぬ」


紫式部は問いかけました。


「けれど、その鏡を磨き、置いたのは、私です。

映った姿が誰かを惑わせたなら、それは私の罪では?」


白川は首を振ります。


「それは、“映るもの”の魂が持つ因果。

そなたはただ、見たものを言の葉に映したにすぎませぬ。

鏡は、真を映す。それが、物語にございます」


その言葉に、彼女は初めて筆の重みを――

そして筆の“覚悟”を、魂で知ったのでございます。


この筆は、誰かの心を照らし、誰かの闇を引き寄せる。

ならばこそ、なおさら書かねばならぬ。


すべての哀しみも、すべての滅びも、語られずに消えることのなきように――


**


その晩、彼女は灯をともして、ひとり最後の章を綴っておりました。


筆は震えず、迷いもございませんでした。


物語は老いと別れを迎え、すべての恋と幻を見送りながら、静かに霞の彼方へとほどけてゆく――


それは、終わりではございません。ひとつの静寂のなかに、余白を残す終章。


その章に、彼女は名を記しました。


夢浮橋(ゆめのうきはし)」。


夢と(うつつ)の境にかかる橋。


それは、物語の果てにありながら、その先に何が待つのか、あえて語られぬまま読者の心に委ねられる“開かれたままの終結”にございました。


この章は、決して閉ざされた終焉ではなく、魂の余韻を残したまま、物語が風となり、空へと溶けゆく――


そうした在り方こそが、彼女の、そして紫式部と呼ばれた者の、物語に対する最後の祈りにございました。


こうして、紫式部の物語は、すべての言の葉を記し終えたのでございます。


筆を置いた夜は、あまりにも静かでございました。


「夢浮橋」の章を記し終えたとき、紫式部――月島紗世子の胸には、ひとしおの寂しさと、深い澄んだ安堵が残っておりました。


それは、何かを“終えた者”のみが味わえる静けさ。


蝋燭の炎が揺れ、帳の隙間より月光が差し込む中、彼女は筆を巻き、机の上にそっと置きました。


すべての章が揃い、すべての人々が書き遺され、あの源氏も、夢のごとく、物語のなかに静かに消えていったのでございます。


その夜――彼女は、深き眠りに落ちました。


**


夢の中でございました。


彼女の前には、かの白銀の巻物が再び浮かび、言の葉の精がその姿を現したのでございます。


白き衣をまとい、声は風のように、やさしく、遠く。


「そなたは、筆を終えられました。

物語は、今、時の川に解き放たれました。

けれど――そなたの身に残る記憶は、まもなく霧と消えるでしょう」


彼女は静かに問いました。


「私は……この恋も、あの人たちの影も、忘れてしまうのでございますか?」


言の葉の精は、やわらかに首を振りました。


「記憶は、消えましょう。

されど、想いは魂に宿りましょう。

春の風に揺れる薄紫の花を見て、

理由(わけ)もなく涙がこぼれる――

それこそが、物語を紡いだ者の証にございます」


紫式部は、最後に微笑みましたのでございます。


「ならば、それでよろしゅうございます……」


そうして、夢の帳が閉じたとき――


**


彼女は、大学の居室の机に、うつ伏しておりました。


どれほどの時が経ったのか、知る由もございませぬ。

けれど目覚めたその瞬間、胸の中には、得も言われぬ寂しさと、安らぎが混ざり合っておりました。


手元には、一枚の原稿用紙がそっと置かれてございました。


そこには、題名もなく、ほんの数行だけ、文章が綴られておりました。


「ある光をまとう人がいた。

その人を愛した者は、皆、

ひとときの夢のように――」


彼女は、それを手に取り、静かに読み返しました。


「……この話、なぜか懐かしい……書いたばかりなのに……」


そう呟いたあと、ふと窓の外へ視線を移されました。


そこには、春の風に揺れる一本の樺桜(かばざくら)がございました。

その花は、ほのかに紫を帯びた淡き色――まるで、遠き誰かの記憶の残り香のように見えたのでございます。


そして、彼女の目に、ひとすじの涙がこぼれました。


理由は、わかりませぬ。ただ、あまりに美しかったから。


心が、何かを覚えていたから――


物語は、すでに彼女の中に在りました。

記憶ではなく、魂に。


その魂が、彼女に静かに語りかけておりました。


「また、物語を紡ぎなさいませ」


そうして彼女は、新たな原稿用紙を広げ、筆をお取りになりました。


春の風のなかで、もう一度、“初めての物語”を綴るように――

源氏物語に出てくるお姫様達は、「ツンデレ」「ヤンデレ」「勝組」「負組」と現在でも通用する属性を持った魅力的なお姫様で、平安の時代に書かれた物語とは思えないほど楽しい物語です。そこで、実は紫式部は現代人が平安時代に転生した姿だったという物語を、短編小説にしてみました。

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