第九話:捕らわれし者
どうもめっしゅです!
初めて小説を書くので色々抜けている部分があったりすると思います。大目に見てください。
この物語は、俺が暇で空想してた物語なんですがみんなにこれを疑似体験?をさせたくてこの物語を作ることにしました。
最後まで続けられるかは、分かりませんが応援よろしくお願いします!
それでは、「ハーフコボルト冒険譚」お楽しみください!
俺らは、1階に向かって走っている。
「おい!出してくれ!」
声に驚き振り向くと俺らが入れられていた牢屋と似たような感じの部屋に何人かが閉じ込められていた。
「シズク、助けよう」
「そんな暇無いよ!さぁ早く!」
「やだ」
俺は、シズクにあっかんべーした。
仲間だから怒る事ができないからこれぐらいで黙らせる。
そしたら俺は、すぐに牢屋の鉄格子を取り込んだ。
「よし、これで...」
「俺らも出してくれ!」
声の出る方向を見るとものすごい数の人たちがたくさんの部屋に閉じ込められていた。
「止めても無駄なんでしょ」
「...うん」
俺は、1時間程かけて全員出した。
「フゥー、終わった」
「じゃあ早く行く...」
シズクが急に言葉を出すのをやめた。
俺の後ろを見て怖がってる?
俺は、後ろを見てみた。
「グルルルル...」
デカいゴブリンがいた。上位種か?
とりあえず戦いざるをえないのは、確かだな。
「皆さん下がって!シズク、行くぞ!」
「うん!」
このゴブリン、斧を持ってる。
当たったら確定で首チョンパだな。
まぁ先手必勝
「リボルバーインパクト!」
正直言って銃よりもリボルバーインパクトの方が範囲が広いし威力が高い。
魔法を撃ち続ければ俺らでも勝てるかもしれない。
「アクアカッター!」「リボルバーインパクト!」
水の刃がデカゴブリンの肩に当たり、風の弾が足に当たる。
よし更に追撃...
「バカ!何してんだ!」
ゴブリンの後ろに幼稚園生ぐらいの子供がいた。
石を投げつけようとしている。
「ダメよ!戻って来て!」
親だろうか。でももう遅い。
ゴツッ...
ゴブリンの後頭部に石が当たる。びくともしてないゴブリンは、子供の方を向いて斧を振りかざす。
ゴチャ...
「ッ!」
俺は、咄嗟に子供を、庇っていた。
だが俺の左腕は、ゴブリンの足元に落ちていた。
血を止めないと!
止血!
そう考えた瞬間俺の左腕の断面をパラスティクスライムが包み込んだ。
血が止まった!
「まだ...ゴホッ...動ける!」
立ち上がった瞬間それは、見えた。
シズクを相手にしているゴブリンの肩甲骨と肩甲骨の間に小さい虹色の石が埋め込まれていた。
感は、悟った。
壊せ
俺は、風魔法リボルバーインパクトを死んでいない方の腕で撃った。
パリィィィン...
ガラスを割ったような音が耳に響く。
と、同時にデカいゴブリンが崩れていった。
「カザトッ!」
シズクが駆け寄り回復魔法をかけてくれる。
体に、何かが満たされる。
数分したら腕も取れた物と繋がっていた。
「フゥ...ごめん」
「ううん。私は大丈夫。」
「分かった。じゃあ行こうか」
俺らは、牢屋から出した人たちと共に1階を目指して走っていった。
第九話:捕らわれし者を読んでいただきありがとうございました!