第六話:パラスティクスライム
どうもめっしゅです!
初めて小説を書くので色々抜けている部分があったりすると思います。大目に見てください。
この物語は、俺が暇で空想してた物語なんですがみんなにこれを疑似体験?をさせたくてこの物語を作ることにしました。
最後まで続けられるかは、分かりませんが応援よろしくお願いします!
それでは、「ハーフコボルト冒険譚」お楽しみください!
「ハァ、疲れた」
俺は、今宿屋にいる。シズクとは、別の部屋だ。
あ、ステータス。
俺は、ステータスを開いた。
【名前:カザト コウキ
レベル:6
体力:116
スキル:風魔法、鑑定】
レベル上がってる!スキルに風魔法もあるし体力も表示されるようになった。レベルが上がっていくと表示される事が増えるのかな。
てか鑑定って人も鑑定できるのかな?あと鑑定は、レアなのか?
明日、シズクに聞いてみよう。
「おはよー」
「おはよう」
「今日から冒険者としてやっていこう!」
「うん!」
俺らは、冒険者ギルドに向かった。
その間にシズクを鑑定した。
【名前:シズク
レベル:4
体力:102
スキル:水魔法、回復魔法、交流魔法】
あ、俺よりレベル低いんだ。まぁ冒険者になったのも同じぐらいの時期だし、現に俺人1人殺してるからなぁ
それに水魔法は、まだシズクが未熟だから杖が無いと使えなくてその杖を冒険者に取られていたんだと(勿論杖は、取り返したぞ)
あと鑑定について聞いてみたら生まれつきの場合20万人に1人が持ってる程度らしい。
俺は、この世界に来てから持ってるから転移特典かその1人に入るかもしれないな。
まぁそんなレアなスキルなら黙っといた方がいいかも。
そんなこと考えてると冒険者ギルドについた。
掲示板を眺める。どのクエストをしよう。
Fランクだからできるクエストも限られるっぽい。
あ、これとかいいかも。
【スライム10体討伐 銀貨3枚】
スライムなのにこんな高くて大丈夫か?
そう思いつつ俺は、紙を取って行った。
「あ!ついたよっ!」
シズクがはしゃぐ。結構子供っぽいとこあるんだ。
俺らが来たのは、呪いの森。
気味悪いよな。でも普通の森なんだよなー
少し歩いているともうスライムを見つけた。
「気づかれないようにしないとな」(小声)
「分かった」(小声)
俺は、スライムの後ろに回って魔法を放った。
「リボルバーインパクトッ」
突風がスライムを突き抜ける。
結構楽だな。
「ね、ねぇ」
「ん?どした?」
俺が振り返ってシズクが見ている方向を見た。
そこには、30を超える数のスライムがいた。
さっき倒したのは、仲間でそれを恨んでるのか?
「シズク、あの数でもスライムは脆いんだよ。俺らならすぐにやれ...」
グチャ
俺の顔に何かがへばりつく。スライムだ!
スライムは、口や鼻、まぶたの隙間からどんどん入っていく。
苦しい...窒息する!
「助け...」
ジュルルルルルル
スライムが全て入っていった。
「シズク!俺変になってない!?」
「なってないけど...めっちゃ運いいじゃん!」
「え?どゆこと?」
「今吸い込んだスライムは、パラスティクスライムって言って人間に寄生して生きるスライムなのっ!」
え、俺寄生されたん?
「それでそのスライムは、寄生するんだけど殺されそうになったときに逃げていって別の人間にまた寄生するだけどそのスライムに寄生された人は、すごく強くなるの!」
「どんなふうに強くなるか分かる?」
「まず鑑定スキルが増える。これは、スライムが人を選ぶ時に使うスキルが移ったもの。そして俊敏性が上がる。これは、スライムだから速いって理由。そしてこれが一番すごくてそのスライムを呼び出して形を変形させて道具として使える。その性能は、岩を砕く程と言われてるだよ!」
「そ、そんなにすごいのか...てかスライムは?」
「あ」
もう全部逃げてるな。
「もっかい探すか」
「そだね」
「おい、スライムいたぞ」(小声)
そうだスライムを鑑定してみよう。
【名前:スライム
レベル:1
体力:2
スキル:】
スキルが無いとこう表示されるのか。
じゃあ早速パラスティクスライムを呼び出してみるか。
俺は、手のひらを広げた。
ニュルルルルッ
手のひらからスライムが出て来た。でもどうやって形を変えればいいんだろうと思うのも束の間。
すぐに自分が考えていた形になった。
「パラスティクスライムは、脳に張り付いてるから思考が読めるだよ」
便利だけど怖い。
じゃあこの形にしよう。現実世界で使われていた物。FPSゲーム結構やってたからね。
作ったのは、アサルトライフルだ。
「よしいくぞ」
俺らは、茂みから飛び出てスライムに攻撃した。
驚いたことに銃は、軽かった。
チュンッ
銃でスライムを貫いていく。
おお、これすごいな
と思った瞬間スライムが3体程飛びつこうとした。
「リボルバーインパクト!」
3体が破裂していく。威力は、こっちの方があるな。
シュュュュー
シズクも水魔法でスライムを溶かしている。
俺も頑張ろう!
そうして10分間戦い続けた。スライム自体は、弱いが数が数だからな。
とりあえずクエスト初クリアだ。
第六話:パラスティクスライムを読んでいただきありがとうございました!