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第五話:シズク(後編)

どうもめっしゅです!

初めて小説を書くので色々抜けている部分があったりすると思います。大目に見てください。

この物語は、俺が暇で空想してた物語なんですがみんなにこれを疑似体験?をさせたくてこの物語を作ることにしました。

最後まで続けられるかは、分かりませんが応援よろしくお願いします!

それでは、「ハーフコボルト冒険譚」お楽しみください!

「何だ?舐めてんのかぁ?」

「ダメ!逃げて!」

「そしたらお前は、どうなる?」

死ぬだろ?

俺は、シズクの手を引っ張って宿屋から飛び出した。


「聞こえなかったの?!あなたも殺される!」

「今それ言って何か変わる?」

「...」

俺は、走りながら後ろを見た。あいつらまだ追って来てる。

俺とシズクは、路地裏に飛び込んだ。

ジ◯リに出て来そうな路地裏。迷路みたいだ。

俺とシズクは、安全が確認できるまで走り続けた。


すっかり日も落ちてきた。

この路地裏、抜け道が分からない。しかもまだあいつらは、追いかけて来る。

懲りない奴らだ。

「え...」

俺らが逃げた先は、行き止まりだった。

俺が振り返るとそこには、もう冒険者達が来ていた。

追い詰められた。

「ハァ...そいつを返せ。命だけは、くれてやる」

なんだそのよくある悪役のセリフわ。

「やだね」

シズクは、俺にしがみついて泣いてる。余程酷い事をされてきたんだろう。

尚更、守らなきゃ

そういや俺は、ナイフを持ってる。

って西の草原に置いて来ちまった。

じゃあ魔法だ。

できるかどうかは、分からない。

でもシズクができたんだからこの世界には、あるって事だ。

転移される前の異世界物を思い出せ。

俺は、なんとなく知ってる異世界の事を思い出してみた。

魔素。空気中に漂う魔法の素。

魔力。魔力を使って魔素を取り入れて魔法に変換する。

多分こんな感じだ。土壇場だからチャンスは、一回。

まずは、魔素を感じる。

あったかい。空気とは、また違う感覚だ。

俺は、パンチの構えに入る。

冒険者が近寄って来る。

集中だ。

魔素を吸い取る。俺は、口からあたたかいものを吸った。

冒険者が更に近づく。あと5m。

それを拳にこめる。

あと3m。

俺は、風魔法をイメージした。どんな魔法でもいいだろ?

あと1m

「死ねぇぇぇ!」

「リボルバーインパクトォ!」

俺は、斧を振りかざす奴に魔法を放った。

目を開けると頭が無くなり首から大量に血が吹き出て倒れている冒険者がいた。

俺がやったのか?

シズクも急な出来事に唖然としている。

「やばい...殺されるぞ!」

他の冒険者が散り散りに逃げていく。

俺は、力を抜いて落ち着いた。

「生きてる...」


俺は、シズクと一緒に冒険者ギルドに来ている。

シズクのパーティ離脱を知らせに来た。

「すみません。パーティ離脱します。」

「分かりました。それでは、別パーティに入りますか?個人で行動しますか?」

「別パーティで」

お、別パーティに入るのか。候補は、何パーティかいたのかな?

「どのパーティを選びますか?」

「この人のパーティで」

シズクは、俺を指さした。

え?

「カザトさん。この方のパーティ加入を受け付けますか?」

「は、はい...」


「なんで俺のパーティに入ったんだ?」

そもそも俺の仲間とかそういうこと考えてなかったし

「それは、...」

なんだ?心臓の鼓動が早まる。

もしかして俺は、シズクに...

「一生をかけて恩返ししたいから」

好意が芽生えてしまったかもしれない。

第五話:シズク(後編)を読んでいただきありがとうございました!

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