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第二話:無差別街「カリミ」

どうもめっしゅです!

初めて小説を書くので色々抜けている部分があったりすると思います。大目に見てください。

この物語は、俺が暇で空想してた物語なんですがみんなにこれを疑似体験?をさせたくてこの物語を作ることにしました。

最後まで続けられるかは、分かりませんが応援よろしくお願いします!

それでは、「ハーフコボルト冒険譚」お楽しみください!

ハーフコボルトを自覚した俺は、少し不安もあるが少し楽しんでいる。

だってさマンガやゲームでしかなかった異世界に実際に行けるのだから。

「ガサッ」

ん?何だ?

茂みが揺れている...

なんか...いる!

茂みからこっちに向かってとび出してきたのは、角が生えたウサギだった!

咄嗟に腕を前に出した!

身を守るためだが刺される!

「ふさっ」

.....

え?

ウサギは、何度も角で攻撃している。

でも角じゃない毛でできてる。

こいつ自分の角が毛だってわからないのか?

馬鹿なウサギだな。

まぁ俺には、決定打がないからこいつを始末することは、出来ないんだが。

「行こ行こ」

俺は、こいつ「ファーラビット」を置いて行った。


しばらく歩いていると目的の街についた。

俺は、早速門をくぐろうとする。

「でっかい壁だなぁ」

その大きさは、圧巻だ。

20階ビル一本分の高さだ。

門の前に兵士が二人いたが普通に通れた。

ただちょっと驚かれた。

人を見て驚くなんて失礼だな。

あっ、看板がある

看板には、こう書かれていた。

よく分からない文字だが上に半透明で日本語に翻訳されていた。

【ようこそ差別のない街、「カリミ」へ。この国は、人種差別がありません。どんな方でも快くお出迎えします】

...いい街だな。

結構あたりの街みたいだ。

俺、ハーフコボルトだから追い出されると思ってたんだけどね。

よかった~


じゃあこれからどうするかだな。

俺は、特に所持金もないから宿に泊まることさえできない。

...あっそうだ!

俺は、そこにある石に腰を掛けこう言った。

異世界ものならできるはずだ。

「ステータスオープン!!!」

パッ

俺の目の前に文字が出てきた

【名前:カザト コウキ

 レベル:1

 スキル:鑑定】

え?

それだけ?

内容薄すぎない?

普通、攻撃力とか防御力とか書いてるだろ!

なのに 名前 レベル スキルって

「楽すんな!」

あっやべ人めっちゃ見てる。

でかい声急に出したからだ。

俺は、すぐにその場を離れた。


そうだ!冒険者になろう!

冒険者になればクエストクリアしてお金稼げるしね。

そうとなれば冒険者ギルドに行こう。

この大きな街なら流石にあるだろう。


「ここか...」

俺は、剣や杖を持ったおそらく冒険者らしき人たちが出入りする場所に来た。

看板に「冒険者ギルド」と書いていた。

「よし入ろ...」

「ちょっと待て」

俺は、びっくりして振り返ると

そこには、10、20程度の兵隊と兵隊長らしき人がいた。

「え、なんすか?」

「お前の種族は、なんだ?」

兵隊長が聞いてくる。

「ハーフコボルトですけど...」

「ハーフコボルト?」

「聞いたことないな」

兵隊が口々に言う。

「お前な、ハーフコボルトと言ったろ?」

兵隊長が頭を抱えて言う。

「言いましたよ」

「ハーフコボルトなんて種族は、初耳だ。」

え、そうなの?

「本当にハーフコボルトなら種族申請しなければならない。ついてこい。」

話に追いつかないないが、俺は、つれていかれた。


「ここは?」

「生態研究所だ」

なんだそれと思い話を聞くと

生態研究所は、その名の通り生態について深く研究している場所なんだそう。

政府公認の場所らしく、発見された生態または、人種の情報を管理しているんだと。

俺がこんなとこに連れて行かれた理由は、誰も見たことのない人種(?)だから人種登録をしなければならないんだということだ。

さっそくそこに入る

「おっさん、ちょっといいか?」

「おう、ラントか入っていいぞ」

中から出てきたのは、いかにも僧侶といった感じのおっさんだった。

「で、今日はなんだ」

「こいつなんだが...」

兵隊長、ラントは、俺に目をやった。

「お前...」

おっさんは、少し呆然として目を覚ますとすぐに俺に飛びついて、俺の耳やら尻尾を触りだした。

「これは、獣人でもコボルトでもない...」

あの、俺そんな知らんおっさんに体触られたくないんだけど...

もっと可愛い人がよかったな...(心の声)

「どっから見ても新しい人種だ。少し検査をしよう」

と、言われて始まった。

部屋には、おっさんと俺だけで俺は、裸になりありとあらゆる所を確認された。

勿論、アソコもだ。


数時間がたち、ようやく検査が終わった。

「わしが、国に人種登録の報告に行く。あ、そういえば名前は、どうする?」

「え?何のですか?」

「お前の人種名だ。」

「じゃあハーフコボルトでお願いします」

「わしが戻るまで待っていてほしい。国が許可しないとお前は、殺処分になるからな。」

え?そうなの?

ま、まぁ流石に無差別街だし?

多分OKしてくれるだろうし...

おっさんが行ってる間は、飯とか寝床とか用意してくれた。


そうやって3日が過ぎた。

「元気してるか?」

おっさん久しぶりの再来。

おっさんは、どうでもいい。俺は、結果が気になる。

「国から許しが出たぞ」

ヨッシャーーーーーーーーーーーーーーーー!!

心の中でガッツポーズをとった。

「王は、この国で自由にしてもらっていい、ただ危ないことをしたら殺す。このことは全ての街、ギルドに報告する。ということだ。」

異世界怖い

俺は、おっさんに礼を言いそそくさと生態研究所を後にした。


「よし」

俺は、冒険者ギルドの前にいる。

改めて冒険者になりに来た。

でも俺は、他に目撃例がないハーフコボルトだ。

みんなが憧れた冒険者に俺は、なれるのだろうか...

「いやなるんだ」

俺は、思いっ切って踏み出した。

第二話:無差別街「カリミ」を読んでいただきありがとうございました!

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