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クラス転移したからクラスの奴に復讐します  作者: Wrath
一章 転移した先は
4/5

1話 帝国

今日も更新します!

目を開けると、どことも分からない謎の空間にいた。

周りは神殿のような作りで床には真っ赤で金の刺繍が施された高級そうな絨毯が敷かれていて壁際には王勢の騎士が佇んでいた。


正面のちょっとした段差の上には肥え太ってだらしない顔をしていてTHA・国王って感じの衣装と王冠を被っているおっさんとその隣には王妃らしき綺麗な人と可愛らしい顔をした男の子と女の子がいて多分子供の方は王子と王女だろう人達が椅子に座っていた。


「突然ですまんが、お主達には邪王を倒してほしい」


国王のおっさんがそう言うとクラスの奴らがざわめき始めた。因みに俺は三年前のあの醜い姿に魔法で変身してる。


『虚像』


この魔法は闇魔法の1つで、自分の本当の姿を周りからだけ見た目を違う姿に見せる魔法なのだ。


ちょっと詳しく説明すると。今の俺の身長は180㎝だが変身した俺の身長は150㎝なんだ。そして返信したチビのまま170センチの門を頭を下げずに潜ろうとしても本来の俺が10㎝高いから不自然に引っかかって通れないといった感じだ。


まぁ大雑把に言うと、実際は180㎝の俺だが、周りからは150のデブに見えると言う事だ。

うん。こっちの方がわかりやすいかもな。


「本当に突然ですまない。だがこのままではこの世界は滅んでしまう。だから頼む。私たちに力を貸してくれ」


国王がそう言うと俺たちに頭を下げた。

周りの騎士たちは「おやめください」なんか言ってるが全然心がこもってないな。もっと言ったら棒読みだな。

クラスの奴らはその言動に気づかず慌てていたが、ここでまぁ出しゃばってくるのが勇者なんだよ。あ、出てきた出てきた。


「僕はこの世界の人たちを救いたい。でも、僕一人だけじゃきっと無理だ。だから!!みんな力を僕に貸してくれないか!!」


アイツはクラス長をしてる山城(やましろ)勇気(ゆうき)だ。

アイツも俺の復讐相手で、いつもはあんな風にいい子ぶってるがアイツの素顔は平気で人を貶める最悪最低の男だ。 女の子も垂らしに垂らしまくる人間としても最底辺の男だ。

まぁ、俺にとってはアイツはついでみたいなものだ。

本当に殺したいのはもっと屑のやつだからな。


「お前がやるっつなら俺もやるぞー!!」「私も!勇気くんがやらなら手伝うよ!」「お前にだけかっこいいとこ持ってかれたくねぇからな!もちろん俺もいくぜ!」


ほらほら、馬鹿につられてどんどん馬鹿が増えていくな。全く、滑稽で見てて飽きないなお前らは。


俺は心の中で嘲笑いながら勇気に賛同するクラスメイトを後ろから見渡した。


「みんな……ありがとう。では国王?様でしょうか。私たちは邪王を倒すために力をお貸ししたいと思います!」

「本当か⁉︎それは良かった。それと、自己紹介がまだだったな。儂の名前はガーデル・フォン・グラエンド。グラエンド帝国の帝王をしておる」


そうおっさんは言った。ここら辺は問題なく勉強してるから大丈夫だ。

叡智神様が「これからいく世界の国ぐらいは覚えておきましょうか。ついでに言葉もですね。言葉はそれぞれ地方で変わりますが地球でいう英語のような共通言語もありますし、国を学びながらそちらも覚えましょうか」という感じで神界から確認できる範囲の国の言語と国を覚えていった。


確認できる範囲というのが神も全能ではないらしくまだ発見されてない種族もいるとかいないとかで「これ以外の種族がいたら是非友達になってください!そんでもって私に生態の詳細を教えてください!」と全部の種族を教えてくれた後鼻息荒くそう言ってきたのだ。

どうやって教えればいいのか分かんないし教えてもくれなかったから新しい種族を見つけてもどうしようもないないんだけどね。死んだ会いに来てって言われたら全力で拒否らせてもらうからな。なんのために力をつけたのか分かんなくなるし。

あ、因みに、国や種族は以下のようになっている。


獣国 ライザン、

聖国 マルフェナーズ、

教国 アクランシア、

商国 オルワーユ、

森精国 ユグバルエム、

武国 ドルバンバエ、

魔法国 マージクミリ、

土精国 シャグナ、

帝国 グラエンド、

王国 グラント、

工国 ナリュバー、

賭国 ティマザー、

砂漠国 デザーディム、

雪国 マールンスノア、

海国 オスバル、

大和国ジャーポン

竜国 ドランニア


上以外も含めて大体20ぐらいの国がある。そんで種族は人間や森精(エルフ)土精(ドワーフ)や獣人や竜人なんかのいろいろな種族がいるのだ。まぁ詳しいことはまたいつか話そう。


そのあとは王妃や王子王女が前で軽く俺らに挨拶をしていったのだがなんかもうね。心がこもってないのよ。なんか仕方なくっていうかめんどくさそうだったのがなんかうざかったな。クラスの奴はそんなの気にせずに鼻の下伸ばしてたんだがな。


「ではこれからお主達にはステータスを確認してもらいたい」

「ステータスとはなんですか?」

「ステータスは簡単に言うと自分の基礎能力を数値化したものだ。ステータスと心の中で唱えたら出てくると思うぞ」


国王がそう言うと一部のところから「テンプレ来たー!!」とか「異世界無双してやんぞーフォーー!!」とか「異世界ハーレム作ってやるーー!!」とかくだらないことを散々言ってた。

だが、ステータスが楽しみなのは俺も同じだ。なんせ神界ではステータスを見させてもらえなかったからな。


じゃあステータスを見てみようか。


俺はウキウキしながらステータスを見るための合言葉を心の中で唱えた。


『ステータス』


俺がそう心で唱えるとゲームのステータスのようなものが目の前に出てきた

アルファポリス様とだいぶん変わったけどまぁいいよね?

これからも頑張るので応援よろしくお願いします。

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