序章 捨てられちゃった…?
私メリーさん。女の子のお人形よ。
私と花ちゃんはお友達!
でもある日花ちゃんは私をゴミと一緒にゴミ捨て場に置いてどこかへ行っちゃった。
きっと私の事忘れてるのね。
だから花ちゃんのところに行かなくちゃ。
よしまずは〇〇駅に行かなきゃ!駅に行くのにはまずは右ね!…あれ?左だっけ?
「前途多難ね…」
…!私声が出せたのね!びっくりだわ!これなら花ちゃんに電話ができるわ!
駅に行くために道がわからないわ。ちょうどいいわ、そこの人に聞きましょう。
「あの…ちょっとよろしいかしら」
「…?」
私の声が聞こえていないのかしら。足を引っ張ればさすがに気づくよね
「あのちょっとおた…」
「……!?きゃああああああ!!」
どうして叫びながら走っていくのかしら。
「よくわからないわ…」
まあ適当に歩いていれば着くでしょ!
~1時間後~
「やっと着いたわ…」
途中でわんちゃんに連れ去らわれそうになったり、雨が降ってきたけど何とかついたわ。
とりあえず花ちゃんに電話しましょう。
プルルルルルルルルル…
「はい、もしもし!」
花ちゃんだわ!今駅にいるって教えてあげなきゃ。
「私…メリーさん今〇〇駅にいるの」
雨のせいで体が濡れて声が出しにくいわ。また別のところから後で掛けなおしましょう。
「えっ…!メr…」
ガチャッ!
ん…?花ちゃん何か言いかけたかしら?まぁいいわ次は✕✕街を目指しましょう。
メリーさんの冒険は続く…
メリーさんの怪談って背を壁に向ければBadエンド回避できるよね。