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じだらく魔女の森のレシピ  作者: 秋野 木星
第二章 気まぐれ魔女の何でもトーク
67/72

ウルトラマンシリーズで遊んでましたね

お待たせしました。え?待ってない?

 魔女のラクーが小さな頃に「ウルトラQ」という番組がありました。

記憶がおぼろげなのですが、懐かしの番組などではおなじみのマーブル模様の渦がグルグル回って「ウルトラQ」と題字が出てくるのを、新しい手法だなぁと思いながら観ていたのを覚えています。


「ウルトラマン」は「ウルトラQ」に続けて、唐突に出てきたんですよね。

まるで「ウルトラQ」の番組の一部であるかのように思えました。


自分も胸からカプセル型のペンを取り出して空にかざせば、変身できるような気がしました。

実際、近所の男の子たちはみんな「シュワッチ!」と飛び回っていましたよ。


そして「キャプテンウルトラ」、これはハマりました。

「ほんにょごにょ~ん。」という言葉かけは未だに覚えています。(笑)

ちょっとおじさん顔のキャプテンウルトラがカッコよく見えてましたね。あの植物のような丸太のような敵の手のひら?から何か飛び出てくるのが、とても恐ろしかったです。

部屋の中にダンボールで作ったシュピーゲル号に乗って、毎日、遥かなる宇宙に飛び出して行ってましたよ。


続く「ウルトラセブン」、これがのめり込んで観たピークの作品だったと思います。

眼鏡ではない赤い眼鏡で変身するでしょ。あれが落ちないのかな。セブンは鼻の穴が大きいなといつも思っていました。でも密かに恋心も持っていたのかもしれません。セブンはハンサムだったよね。

そして武器。「怪獣王子」のブーメランみたいに頭のちょんまげが飛んで行くんですよっ。

それに科学特捜隊だっけ? あのマークとか車のデザインが最新式でカッコいいと思ってました。

作品の内容もこの頃には少しわかってきていて、公害問題や社会の歪みというのを子ども心に感じ取っていました。


その後の「怪奇大作戦」はマニアックな番組だなという印象を持っていました。

醒めた目で見てますね。(笑)


ウィキペディアによると、ここまでが第一期だそうです。

第二期が始まるまで二年空いてますね。


「帰ってきたウルトラマン」

題名の通り、当時の子ども達にとっては「ウルトラマン」が帰って来たよ~という印象でした。


この次の「ウルトラマン(エース)」には、特訓の思い出があります。

ラクーたちも年頃になっていたので、北斗と南というカップルの変身がドストライクにきたのです。

子どもとしての最後の遊びだったのかもしれません。


「北斗!」「南!」と左右から叫びながら、「アタックNo.1」のエックス攻撃のように腕をあげて飛んで、空中で交差するのです。このタイミングを合わせるのが難しい。

幼馴染みの友ちゃんやのぶちゃん(拙作「子ども百景」参照)と毎日特訓していました。

いったい何になるつもりだったのでしょう??


「ウルトラマン タロウ」になると、中学生になっていたのであの家族構成を疑問に思いました。

ゾフィーって、誰?って感じです。


先日、孫が泊まりに来た時に、ウルトラの星で子どものタロウが特訓をしているビデオを一緒に観たのです。

タロウの声は悟空の野沢雅子さんでした。

久しぶりにウルトラの父と母を見ましたよ。

ハシルンは今テレビ放映されている「ウルトラマン オーブ THE CHRONICIE」を観ているらしく、バアバとエレキングやバルタン星人(V)o¥o(V)の話ができるようになりました。

三代で同じ怪獣の話ができるなんて、貴重な番組ですね。


タロウの次の「ウルトラマン レオ」が、記憶にある最後のウルトラマンです。

それでもチラッとしか観ていないので、レオはラクーの妹たち世代のものという気がします。


ウルトラマンシリーズはTBSが放送していたんですね。制作していた円谷プロは有名でしたが、テレビ局のことまで覚えていませんでした。


大人になって「ウルトラマンをつくった男たち」(TBS)と「私が愛したウルトラセブン」(NHK)というドラマを観たことがあります。

こういうのを観ると時代を作って来た人たちの熱い思いを感じます。


ラクーは完璧なウルトラマン世代なのです。

ウルトラマンと一緒に育って来たとも言えるでしょう。

「一緒に遊んでくれてありがとう。」

ウルトラの兄弟たちにお礼を言いたいですね。


次は旅の話をしましょうか。

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