五色のアイスクリームと五味のジュース
今回は風邪でした。
『熱が出た』
魔女のラクーがケイタイ魔法でダンナーにメールをすると、仕事が終わったダンナーから返信が届きました。
『何か欲しいものがある?』
ラクーはダンナーに小さめのペットボトルに入った飲料水とアイスクリームを頼みました。
ベッドサイドに置くことが出来る小さめのジュースと熱を和らげる冷たい食べ物が欲しかったのです。
そうすると何故か何種類もの同じ用途の食べ物が、ダンナーと一緒に帰って来たのです。
こういう買い方って、男性特有のものなのでしょうか?
そう言えば、亡くなった義父のタクミも豚こま肉を二日おきぐらいに三パックずつ買って帰ってくれていました。ネムルーと「もうメニューが想像できない!」と音を上げて、おじいちゃんに買ってこないように頼んだことがあります。(爆)
それでも喉元を過ぎればまた忘れて、買って来てくれていました。ありがたいやら迷惑やらでしたね。^^
遺伝でしょうか。
ラクーが買うとしたらダンナーの好きそうなものを、買っても二種類かなと思います。それ以外に、喉は痛いのかしらと考えてのど飴を追加したり、薬をおかしな時間に飲むときのために、胃に優しくて薬を飲む前に一口食べられるような食べ物をチョイスすると思います。
【ダンナーのお買い物】
《アイスクリーム》
★ 牧場しぼりのミルクで作ったイチゴアイス
★ 白熊君が作ったかき氷
★ 抹茶のアイス
★ ティラミスのアイス
★ バニラアイス
《ジュース》
★ レモンジュース
★ エネルギージュース
★ 乳酸菌入りジュース
★ ブドウジュース
★ 乳酸菌飲料
※ 上記四本は炭酸入りです。ラクーは歯に悪い炭酸飲料が好きなのです。
これは10日以上寝込んだ年末のインフルエンザの時を想定して買って来たのかもしれません。
けれどラクーは冷蔵庫を覗いた時にびっくりしたのでした。(笑)
おじいちゃんの買い方よりは進化してますね。種類がありますから。
そして気持ちいいぐらいこれ「だけ」を買って来てくれました。
自分たちが食べる晩御飯はゼロ。こんなこともあろうかとラクーはネムルーにもメールをしておいたのです。39度近い熱の最中で、よく勘が働きましたね。
インフルエンザと風邪というのは威力が違うものですね。
体力の削られ方がまるで違います。10倍以上インフルエンザがしんどいというのが今回よくわかりました。
しかしこんなに何回も風邪をひいたのはここ何年もなかったことです。歳なんでしょうねぇ。
先行きがちょっと心配になった冬でした。
ただ良かったこともありました。
熱が下がってから、何の気遣いもなくパーフェクトに読み専が出来たのです。
そこでお気に入り様の未読作品をたくさん読む傍ら、彩戸ゆめさんが紹介してくださった奏多さんの大長編に次々と挑んで読んでいきました。
書籍化されている作品も多いですが、発想の多様さや読者を引き込んで離さない上手さに唸りました。
我が身を顧みると身の縮む思いです。(^_^;)
長編を書かないといけませんね。中長編も書きたいですし。
(こういうのを無謀もしくは身の程知らずとも言います)
今の中学生の恋愛プラスちょっと不思議シリーズが済んだら、長めのお話を書きたいですね。
そんなことを、残ったアイスクリームを食べながら考えるラクーなのでした。
今はだいぶ良くなりました。