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じだらく魔女の森のレシピ  作者: 秋野 木星
第一章 自堕落魔女の森のレシピ
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春みたい

ラクーの二日間です。

 今日は暖かかったんでしょうねぇ。

それと言うのもラクーが買い物に出かける時に森の道角で二人の女の人が話をしていたのです。

ラクーがガソリンを入れて、ちょっと遠いエムスーパーへ行って食材を買った後、本屋の中をぐるぐる回って帰って来たら・・・同じ人が、まだ道角で話をしているのです Σ(・ω・ノ)ノ!

いったい何時間立ち話しているんでしょうね? どこかに座って話をすればいいのにと思うのは、ラクーが自堕落だからでしょうか。(笑)


【魚料理の夕食】

★ ブリの照り焼き

★ サラダほうれん草と半熟ゆで卵とトマトのサラダ・・・ムコーがちょうどいい半熟卵を作ってくれました。黄身の色がなんともいえません。以前買っていたちりめんじゃこのフリカケもアクセントになって美味しかったです。

★ フライドポテト・・・カナダではどの料理にもついてきていましたが日本ではたまにしか作りませんね。でも揚げたてのポテトの味は格別です。

★ 味噌汁・・・大根と豆腐とワカメが入っていました。


ラクーはフライドポテトを作っただけ。後はネムルーが作ってくれました。

ラクーをさせていただきました。(〃艸〃)


 翌日の土曜日は、風もなくもっと暖かい日でした。春が来ましたね。

ダンナーと二人で、お昼をラーメン屋さんへ食べに行きました。ここのラーメンには野菜がたくさん入っているのです。お昼のピーク時だったからでしょうか、店員さんがくるくると忙しそうに動き回っています。年季の入った店内なので客席から見ていると厨房の様子が丸見えです。なかなかこないラーメンを待ちながら、ダンナーとラクーはぼんやりと店員さんの様子を見ていました。


すると接客・下洗い担当の二人のお姉さんの性格の違いがよくわかりました。同じように仕事をしていても様子がまるでちがうのです。

一人は一見忙しそうに見えない動きなのに確実に速く仕事をこなしていきます。もう一人はばたばたとした動きで、精一杯なのに何か所かミスをしているのです。

前者のエイコさんは地味で化粧っけもなく大人しい感じ。後者のビーコさんは言葉の押しも強い厚化粧の人です。

どんな人生を送って来たのか、興味が湧きますね。^^


こんな風景を見ても以前なら「ラーメン、まだかなぁ。お腹が空いたな。」という感想しかありませんでした。しかし一年間もいろんなお話を書いていると、見るところが変わって来ます。

「あの二人の性格の違いを基にして、お話が一本書けそう。」

とラクーが言うと、ダンナーは感心していました。


「仕事に疲れた一人のサラリーマンがそのラーメン屋に入ってきます。」

ほら、物語が始まるでしょ。

どちらのお姉さんとくっついたとしても、違う形のカップルができそうですね。

(〃▽〃)


ラーメンはガッツリと美味しかったですよ。久しぶりに大量のキャベツを食べた気がしました。

そして熱々のギョウザ! 噛むと中からジュワッと汁が出てきて、ハフハフの美味しさでした。

今日もごちそうさまでした。

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