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じだらく魔女の森のレシピ  作者: 秋野 木星
第一章 自堕落魔女の森のレシピ
43/72

野菜が高いわ

今日はだいぶ通常の休日の感じになって来ました。

 ウッドデッキを補修している働き者のダンナーを横目で見ながら、魔女のラクーは英語のリスニングをやっていました。家族が家にいると大きな音でリスニングのCDがかけにくいのです。

ここの所リスニングなしで英語の勉強をしていたので、久しぶりの英語のシャワーでした。


ダンナーが「思ってたより補修箇所が多くなりそうだ。」と言ってホームセンターへ木材を買いに走った後も、ラクーはコタツに入ってネット小説を読んでいました。

久しぶりにまとめ読みが出来た気がします。

合間合間にツム〇ムをしなければならないので、ラクーはこれでも忙しいのです。緑色の宇宙人がよく出てくるのでゲットしたいのですが何度ボックスをタップしても出てきません。どこに隠れているんでしょうね?

ちなみにラクーのマ〇ツムはハデ〇です。


ダンナーが買い物から帰って来る前にヨムリンが和歌山から送ってくれたミカンが届きました。小さめの箱が二箱あったのでダンナーがラクーの実家のママンの所へ「一箱持って行ってあげよう。」と言うのです。

ママンは冬場は顔や手に黄疸が出るくらいミカンが好きなのです。

お見舞いに丁度いいかもしれません。


実家に行くと、ママンはいつもの声をしていましたが、まだベッドに横になっていました。歳をとるとなかなかスッキリと早く治りませんね。ラクーも二週間近く寝込んだので、普段通りになるにはもう少しかかるかもしれません。

実家への道のりで、五台前ぐらいにいるトラックの後ろにお城の絵が描いてありました。

ダンナーは「姫路城だ。」と言いますし、ラクーは「黒っぽく見えるから岡山城じゃない?」と言いました。


途中の交差点でラクーたちの(けいよん)の前の箒が、奇跡的に四台とも違う道に曲がっていきました。

「今だっ!」と間を詰めて、トラックの絵をしげしげと見てみると・・・・・姫路城でした。(;´Д`)

「やっぱりなぁ、世界遺産だもん。」とダンナーは鼻高々です。

遠くからは黒っぽく見えたんだけどなぁ~。残念無念です。


 帰りにスーパーのN2号店に寄りました。そろそろ冷蔵庫の中も寂しくなっていますからね。

しかし野菜コーナーを見た途端に「高いっ!」と声が出ました。値段がいつもの4倍から5倍するのです。市場がまだ開いていないのか、年末年始の品不足が続いているのかどっちかでしょうね。

かろうじて通常の値段に近かった195円のジャガイモを一袋買いました。これは帰って畑の残り野菜を採って来るしかなさそうです。


明日の煮込みハンバーグ用にひき肉を買いました。今日はムコーが新年会の飲み会でいないので、お惣菜を中心に野菜の品だけつくることにします。

ムコーは年末にも何回も飲み会があったのに、年が変わっても飲み会です。(笑)

結局職場が飲みたい人ばかりなんでしょうね。


 ダンナーが畑の最後のチビレタスを二玉と頑張って葉っぱを茂らせているほうれん草を採って来てくれました。それでシーチキンサラダとほうれん草の胡麻よごしを作りました。

この子達は小さな黒い種から育って大きくなったのです。ダンナーがネムルーにそう力説すると、ネムルーも驚いていましたよ。


あ、ギターの音が聞こえてきました。ダンナーはなんとか2日続けて弾けているようです。(〃▽〃)

よしよし頑張ってるな。

ラクーもピアノを2時間以上弾きました。だいぶ続けて何日も練習できているので、手が動くようになってきました。いつかダンナーやムコーと合奏をしたいですね。


ムコーの楽器はトランペットです。

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