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じだらく魔女の森のレシピ  作者: 秋野 木星
第一章 自堕落魔女の森のレシピ
18/72

手作りクッキーはいい匂い

手作りは楽しいです。

 今日は日曜日なのに働き者のダンナーは仕事に出かけて行きました。

定年を過ぎているのに、半分になった給料で同じ役職・同じ仕事をしているのです。面白い世の中ですね。


朝ご飯は大量の皮なしソーセージを丸ごと一袋全部焼きましたが、ハシルンたちがぺろりと全部食べてくれました。

《朝ご飯》

★ こんがりソーセージ

★ ほかほかパン

★ とろりコーンスープ

★ たくさん目玉焼き

★ キャベツとブロッコリーとトマトのサラダ


 今日はネムルーが昨日、作ってくれていた生地で手作りクッキーを作るのです!

ハシルンとポポは生地を綿棒で伸ばした後、いろんな型で型抜きしていました。

「この粘土楽しいーーーっ!」

というハシルンのセリフにみんな大笑いです。


ラクーのうちにあるクッキー型・・・飛行機・自動車・コアラ・ビスケット・ハート・花・ワニ・星・男の子と女の子・カンガルー・葉っぱ・クリスマスツリー・ベル・等々など

とにかく50以上はあります。

ラクーが趣味や旅行で買って来たもの、娘たち3人がそれぞれ大学時代に買い求めたものでとんでもない数になったのでした。


全部の型抜きがすんで天板に並べると、そこに卵黄を塗って、その上にチョコチップとスライスアーモンドをのせます。

ハシルンとポポの、のせ方は斬新でアーモンドがあちこちにとんがって突き刺さったりしているのです。

ネムルーとノンビリーは、ある料理本の影響を受けて爪楊枝とスプーンでクッキーに顔を描いています。

ラクーはその様子をパシャパシャと写真を撮ったのでした。


天板を2枚ずつ入れて、一人で喋り出す魔法のオーブンで焼きます。

このオーブンは蒸し料理もこなす優れものです。魔法のかまども進歩しましたねぇ。


ネムルーが生地にアーモンドパウダーを入れていたので(アリスのレシピ)家中に甘い、いい匂いが漂ってきました。


2回目のクッキーを焼いた後、それを冷ます間にみんなで一緒にお寿司を食べに行くことになりました。

あの海老天握りが美味しいお寿司屋さんです。

赤ちゃんのポッチャリがちょうどお昼寝してくれたので、ラクーとネムルーとムコーとノンビリーはゆっくり食事が出来ました。ハシルンとポポも一人前に食べるのにはびっくりです。


ハシルンはウナギを二皿も続けて鰻づくし。ポポは海苔が好きなのでエビフライ巻です。二人が頼んだうどんが美味しかったのにはびっくりしました。出汁がよく効いていました。

ネムルーはイクラが一番気に入ったようです。ムコーは「今日はハマチがうまいっ!」と喜んでいました。変わったものがあったら必ず挑戦するノンビリーは高菜で巻いた梅紫蘇納豆を気に入っていました。ラクーはもちろん海老天です。でも今日は、炙りサーモンが美味しかったんですよ。トロッととろけて、ほっぺたが落ちそうでした。


 家に帰ると、クッキーのアイシングです。ハシルンとポポが、チョコペンを使って芸術的に仕上げをしてくれましたよ。

少し遊んだ後におやつで食べたんですが、『はもろく』(サクサク小気味いい食べ心地)ていくらでも食べられました。

クッキーにはたっぷりの紅茶ですね。


ああもうお腹いっぱいです。

今日もご馳走様でした! (〃▽〃)☆彡

疲れと食べ過ぎで、夕食は簡単にラーメンと冷凍シュウマイとサラダでした。(笑)

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