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高校生  作者: スパイク
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第2限 朝part2

今日の朝はいわゆる日本晴れ。雲一つなく小鳥のさえずりや車の排気音、春の声が響きわたる。そんな中おかんが階段を昇ってくる音がする。


[スタッ..スタッ..スタッ]

この音を聞くたびに毎朝一日が始まるのだと感じ、俺は目が冴える。


[サァー]


とカーテンを開くとまぶしい朝の光が部屋をまぶしいくらいに照らして、俺を呼び起こす。そしておかんが追い撃ちをかけるかの如く


「早く起きなさい。今日から学校はじまるんだからね。早く下りて来ないと朝飯ヌキだからね。」


「は〜い。」


と言ったものの、おかんはもう下に降りていて部屋の中で独り言のようになっていた。俺はいつも通りである朝の日課のような一服がはじまる。

目を擦りながら……机の上にあるタバコをとり、


[チッ!!スゥーー、ハァー。]


体も頭もまだ起きて間もないのにニコチンだけは体の中に染みわたっていく。この間隔がたまらない。そして何よりもこの一服が三本の指に入るくらい、うまいと感じる瞬間なのだから、朝の一服はやめられない。


タバコを吸い終わり、灰皿に押し当て、ボサボサの髪を揺らしながら下へと降りていった。

リビングへ入ると、カリカリベーコンの匂いが鼻の中で広がった。朝になると腹が減っている俺にとっては至福の時が始まる。

椅子に座ると同時にパンだのサラダなど口に頬張り、喉に詰まらせると牛乳を飲み干す。そんな光景をみてる、おかんはいつも俺の頭を、


[ペシッ]


と叩いて、

「ゆっくり、ちゃんと噛んで食べなさい。」


と怒る。これもいつもの光景なのだ。こんな感じでいつも通り始まる朝。

なのだが、違うことは今日これから新しく高校生になるということ。

緊張してないと言えば嘘になるが、それよりも期待いっぱいで早く学校へ行きたいと思う俺がいる。


朝飯も食べ終わって、朝シャン、一服、歯磨き。

一連の作業も終わり、次はいつも通りだとシワシワになった中学の制服を着るのだが、

今日は違う。

きれいにブレザーもパンツもハンガーにかかっていて、何だか少し緊張が高まる。


「今日から高校生なんだもんなぁ。」


当たり前のような事を考えながら、冷たい白のワイシャツに手を通し、パンツ穿いてにネクタイをしめ、ブレザーを羽織ればピカピカの高校生の出来上がり。

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