ワニ映画史上、最もリアルに人を襲うワニの姿を描いた隠れ傑作!!
■ブラック・ウォーター (2007年オーストラリア映画)■
実話をもとにしたワニ系ホラー映画。
ワニ映画は数あれど、だいたいはエンタメ性重視でワニがド派手に襲いかかるパターンが多い。
だが、この映画は比較的静かだ。
「ワンチャン、ワニもうどっかに行ったんじゃない……?」
と思うくらい川全体が静寂な空気に包まれているなか、突然水面を突き破って襲い掛かってくるのダ!
これぞ、ワニの本来のあるべき姿!
いつ襲いかかるか分からない恐怖こそ、普段じっとしてるワニらしさがあり、これぞ正統派のワニホラーと感じた。
しかし、ネット上ではワニがあまり姿を見せないゆえに退屈だと指摘されている。
登場人物も二人くらいで動きも少ないので確かに退屈かもしれない。
リアリティ重視のため、インパクトのあるシーンが少ないゆえに低評価をもらった作品である。
終盤はエンタメ映画として大きな見せ場があり、ヒヤヒヤしながら見た記憶がある。
ワニ映画の傑作は他にも『クロコダイル2』『マンイーター』『クロール 凶暴領域』などがあるが、リアルなワニの怖さを描いた映画は数少ないので、私の中では本作がワニ映画のなかで一段飛びぬけた位置にいる。
実話にしては結末も満足度が高いので、おすすめしたいところだが、ワニの姿はあまり見せないスタイルなのでそこをわきまえたうえで主人公達の奮闘劇を見届けてほしい。