表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界とは愛すべき者達の居る世界  作者: かみのみさき
四章 異世界とは悪魔っ娘が居る世界

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

347/409

盗賊達を潰し隊.3



「地味に数多いなぁ……ほい根っこ」(ズボッ)


「しかし、此奴ら弱っておるぞっ」(メキィッ)


「弱々なの。良い肥料なの」(ズボンッ)


「ふんっ、面白くも無い」(ザシュッ)


「天使様のご指示です」(シュゴッ!!)


「ほれっ! 行くのぢゃド腐れ魔王っ!」

「おどれいつか殺るからなぁ!?」(ジュルッ)


 敵さん……空腹で弱り過ぎじゃね?

 五十人程の野盗?が襲って来るんだけど、見る見る数を減らしてくんだよ。


「誰一人として逃すなよー。逃したら、他の場所でも同じ事するからなー」

「「「了解っ!!」」」


 一直線に馬人が突撃して、野党共を蹂躙。

 それを避けられたとしても、馬人に乗っている猫人が、すかさず飛びかかる。


「こんなん逃げられんわな」


「気を抜くで無いぞ、流君」


「抜く訳無いじゃん。知覚張ってるし、近付いて来たら……ほいっと」(ズボッ)


「……便利なスキルであるな」


「俺もそう思うわ」(ズボッ)


 これなら、ものの数分で殲滅出来るな。

 この場所……村の様だけど、中の人は大丈夫なのか?

 

「こらあああっ! ウチを護らんかいっ!」

「リティナ様、あまり動かないで下さいねぇ」


 おぉ…リティナが集中的に狙われてる。

 武器が無くて小さいからか?

 ニアノールさんなら大丈夫だと思うけど、取り敢えず助けておくか。


「セーフアースに、行ってらっしゃい野盗さん」


『女だおんなあああっ!?』(ズボッ)

『ヤらせろおおおひゅっ!?』(ズボッ)

『こっちおいでえええぶっ』(ズボッ)


「……ボソッ(この野盗、幼女趣味か?)」


「聞こえとるわ! 誰が幼女やこらぁっ!?」

「リティナ様、周りを見て下さいねぇ」(ザシュッ)


 リティナの奴耳良いな。

 ダラクもそうだけど、細身で無い乳だから、子供にしか見えないんだよ。


「今ウチの事も言わへんかったかっ!?」

「気の所為なのぢゃ! ほれっ、次々来るぞや! 前を向くのぢゃっ!」(グギッ)

「それやめいっ!?」


 魔王ダラク……もう黒姫の玩具だよね。

 そういや、アトゥナは何処行った? 

 リティナの近くに居た筈……居ない?


『おらぁっ! お前らこれを見ろぉおおお!』

「ダレカー、タスケテー」


「……何捕まってんの?」


『みっ道を開けろ! 俺を逃がせっ!』

「コワイヨー、タスケテー」


 あの野盗……馬鹿な事をしたな。そんな事したら、楽には死ねないぞ。


『おらっ! その馬寄越せっ!』

「イヤダー、オカサレルー」

『お前もさっきから何なんだっ!? 少しは怖がりやがれっ!?』


 だって、化物達が、居るんだから。


『早く馬をよこ────』

「その手、要らんやんなぁ?」(グジュッ)

『っ!? あああああああああああっ!?』

「脚は邪魔なのぢゃぁ」(ブチィッ)

『嫌あああああああああああっ!?』

「頭まで埋めるの!」(ズボッ)

『助げでえええええええっ!?』


 はい、生首一丁出来上がり♪

 やっぱ、全力のアイツら怖いわ。

 いつの間にかミユンも居るし……生首野郎は、このまま放置だな。


「……俺、血塗れなんだけど」


「後で着替えれば良いだろ? ドゥシャさんには黙っててあげるから、それぐらい我慢しなさいって」


「我慢するよ…ヌメヌメするなぁ」




「魔神様。野盗共の殲滅、完了致しました」

「楽勝だったにゃ。こんなの、訓練にもならにゃいのにゃ」


 馬人のオドルーと、モラサニャか。流石、機動部隊の隊長と副隊長。お互いに短所を埋め合いながら、連携の取れた良い動きだった。


「お疲れ様だにゃ? その語尾絶対わざとだろ」


「猫人の大半は、元々こんなんですよ? 我慢しながら、喋ってるだけなのにゃ。ニアノールの姐さんも、元々はこんなんにゃ」


 ニアノールさんの語尾ににゃっ!?

 それは聞いてみたいな。


「後でリティナに聞いてみるか?」


「何がですかぁ?」


「いや、ニアノールさんも、語尾に『にゃ』を付けて喋るのかなって……嘘です気にしてませんナイフ閉まって下さい!?」


 いつの間にか、ニアノールさん背後に来てるじゃん。しかもあの、『斬撃強化付与』のナイフ持ってるし。


「モラサニャさぁん、分かってますよねぇ?」


「まだ死にたく無いのにゃっ!? 魔神様助けて欲しいのにゃあああっ!!」


 ニアノールさんって、猫人の長なの?

 孤児院でも、ラカスに怖がられてたよね?


「モラサニャ……死にはしないから、頑張ってくれ」


「そんにゃぁっ!?」

「ほらぁ、行きますよモラサニャぁ……」


 鳴きながら引き摺られて行ったなぁ。

 うん、怖い。


「猫さんどこ行ったの?」


 穴埋め作業員と化していたミユンが、ゆっくり戻って来た。


「お疲れ様ミユン。猫さんはね、お仕置きされに行ったんだよ」


「お仕置き? ニアノールは容赦無いの」


「作業終わったのなら、村の中行くか」


「早く行くの。ミルンお姉ちゃんが、尻尾を立てて待ってる筈なの」


「それだと、まだ戦闘モードだよね」


 ミルンが尻尾を立ててた時は、なるべく優しく接しないとなぁ。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ