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第3話:山登りと笹滑りも過激だ!

俺は死んだ後、50年前の10歳の自分に戻った。俺が最も尊敬し、不幸な人生を送った母にまた会えて、小学生として親子でいられるなんて、なんと幸せなのか?


しかし、この世界少しずつおかしいのだ、今はっきり言えるのは、普通の人間が皆格闘家並みに身体が丈夫なのと、それに合わせて皆少し過激なのだ、


転生してから1週間後、前からの計画で地元の高い山に登ることとなった。

しかも小学生のみで、山の上の小屋に野宿するとのこと。やっぱり少し過激だ(笑)。


その山は笹岡山と呼ばれ、文字通り笹が沢山生えている山だ。そういえば小学生、中学生の時段ボールを持参して滑るの楽しかった。


今回も皆小さめの段ボールを持っている、笹滑り懐かしい!楽しみだ!って感じていたが、同級生の1人は、崖の上から10mほど下の斜面に段ボールごと飛び降りた、「ぎゃー嘘だろ!」って思ったが、5人の同級生達が皆同じことをするのだ。


「銀次・・お前もこいよ!怖いんか?そんなわけないね」

煽られたので、怖いけど、皆大丈夫だし、よしっと飛び降りた!


こわいー!どさっと着地してその勢いで高速に滑る滑る。怖いけど、「おもろー」って叫んだ。


「おもろって何?」ってつっこまれた。まずい、おもろという単語はまだ田舎では知られてんかった(笑)。「いや、面白いがおかしくなったんよ」とごまかした。


山小屋での泊まり。ちょっと怖かったが、懐中電灯で照らしながら持参したおにぎりを食べ、板の間で寝た。布団も無いのに、痛く無いし、寒くも無い。なんて便利な世界なんだ!


帰りのくだりの山道が5キロもあるのだけど、皆ずっとかけっこしながらで、30分ちょっとで麓まで着いた。過激だし、丈夫だし、スタミナもすごい世界だ。


まるで現実世界に20%ほどアニメの世界が入り込んだみたいな・・・

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