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第25話:40メートルの崖からの飛び降り訓練は、マジで怖い

40mの崖からの飛び降り訓練が始まる。

今度は相当に怖そうだ。


1番手は、木島というヤツだけど、顔色が悪い。相当ビビってる感じだ。

フォローしてやりたいけど、こっちも内心それどころではない。

今まで死人は出てないらしいけど、その情報もいまいち信用できないし。


まあでもこれ以上の崖は無いようなので、今回はこれが一番の高さだろう。

しかも海面への着地だし。この先卒業までに陸上で50mとかありそうだ。

今はそれは考えないでおこう。


木島が飛び降りた。風にあおられ背中から向かってる!

エアブラスターを撃ったが関係無い方向に向かった。そのままボコっと音が響く。教官達が「まずいぞ」「気を失っている」等と騒ぎながら、木島を回収する。


用意していたタンカで運ばれ、教官達の宿舎に向かう。

やっぱ、危険じゃねーか!木島大丈夫か?


「木島は、生きてるし大怪我ではない。風が強いから気を付けろ」

続けるんかーい!俺はよりによって3番手なんだぞ。


2番手の子は、助かったけど、脇腹を押さえていたそうに見える。


さて俺の番。こえーーー。こりゃ相当高い。風も強いし、俺もケガするかも!!膝と太もも叩いて、震えを止めるというか隠す。

落ち着け落ち着け、死にはしない。


飛んだ。できるだけ斜め45度ぐらいにしながら落ちる。やばい、横に向く。

背中で落ちたらエアブラスターを撃てない。くそー。

なんとか立て直して、横向きになって、片手でエアブラスターを撃つ。

痛ええ。でも痛いだけっぽい。助かった。

「やばかったな。でもよくひっくり返らずに立て直した。まあ合格だ」と教官の声だが、ちょっとぐらい心配しろよな。


しかし、陸上の10mと海上の40mはこんなにも違うのか!

怖かったしやばかったが、いい経験になった。


その後全員飛び降りて、一番のケガは木島で、頚椎捻挫と脳振盪。明日のヘリで東京に戻るらしい。他にもケガが5人いたが、骨折はしておらず、島に残って訓練を続けるみたいだ。


その後集合して、教官から全員に話があった。

「今までぼかしてきたが、20歳過ぎた戦闘訓練では、数百メートルからの落下テストもある。その時の技術として、エアブラスターをタイミングよく5,6発撃って、エアブラスター通しを反発させることによって、大きなクッションのようなものが作れるんだ。しかし、これに慣れるにはかなりの訓練が必要なんだ。来年にはできるようになれ」


早く言えよ。って今の俺たちでは無理か?


明日からは、チームを組んで対戦するらしい。それはめんどくさそうだし、痛そうだな。でも高いところは、暫くいいや。

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