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第21話:特別な高校入学と、ついに異世界っぽい展開だ!

母に色々と打ち明けた俺が、実家を離れる日がせまってきた。


東京にある「星凛学園」への入学だ。表向きは未来志向な感じだけど、実際は不思議な力の持つ子供を集めて、鍛え国防強化等を目指すもの。「等」を付けたのは、日本が単独で国防を目指すのか?アメリカをはじめ他の国と連携するのか?等の未来が非常に流動的だからだ。


契約金は両親と姉に託した。家を建て、その家は姉に守ってくれるように頼んだ。そして姉と妹にはくれぐれも母に苦労させないように頼み込んだ。


この当たりもう少し苦労するかもしれないと思っていたが、新しい綺麗な家で

シャワーと化粧台があること、ワンちゃんネコちゃんが飼えることに、すっかり喜んで受け入れてくれた。


なんだ、どうやって説明してどうやって納得してくれるか心配して損した。

なんせ、この頃は長男が家を継ぐのが当たり前なので、長女に継いでもらうのは異例中の異例のことだから。


俺は、3千万の契約金のうち、100万円だけ貰った。というのも入学して3ヶ月が経過すると月15万円の生活費みたいなものが出るのだ。授業料と家賃はただという厚遇だ。


でも厳しい訓練があるんだろうなあ。先輩のシゴキや教官のパワハラはやだなあ。


3月末寂しそうな母をはじめ空港から見送られて飛行機で東京に向かった。


入学式の日、同級生は35人。上級生は30人、教官(教員?)は12人の小規模な高校と分かった。しかも高校3年生は、一旦地元に帰って地元の高校に通うらしい。だから3年生はいないのだ。やった!昔の同級生に会え可能性高いな。


しかし同級生の中に、知り合いがいた。前の人生で3年間クラスが同じだった稲川久美子だ。嬉しいのとびっくりしたことを隠し「出身地が近くみたいね」と話しかけた。「徳山君だった?35人中2人があんな田舎出身なんて不思議よね?」


クラスで人気だった女子がいるとは、これはなんか心強い。


入学式の後、実力判定テストが行われる。おおおーー、これこそ異世界っぽいぞ!!


力の強さ、スピード等で判定される。AランクからDランクまで。


俺はと言うと、何とかBランクで、久美子がCランクだった。


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