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第2話:やはりここは異世界なのか??

同級生達との授業は、懐かしいやら面白いやらで・・疲れた。同級生に「銀ちゃん、今日話し方がおかしい」と言われた。そう方言を忘れていた。俺は全国飛び回ったり東京にも大阪にも住んだから、言葉がぐちゃぐちゃだ。でも怪しまれないように関西弁風の言葉使いにならないように注意した。当時テレビでも関西弁は滅多に聞くことが無い方言だったからだ。


昼休みの給食の後、男子達で校庭でボール遊びをするみたいだ。グラウンドではなく校庭って久しぶりに思い出した単語だ。


すると1人の同級生は、2階のベランダから普通に飛び降りた。「えーっマジで。どういうこと?」ケガをしてないかベランダ下を除き、別の同級生に「と、飛び降りた。危ないなあ」と言うと「えっいつものことよ。今日どうした?お前もこの前飛び降りて無かったか?」と言ってそいつも自然に飛び降りた。狐につつままれたような俺は、マネをせずに階段で降りた。


その後も驚きのことが起こったのだ。ボール遊びでちょっとしたことで、いきなり殴り合いになった。でもたいして怒るでもなくボコボコ殴りあっている。綺麗にストレートが鼻に入った。でも全然痛そうにしていないし、その後何事も無い感じでボール遊びが再開した。


ホームルームでのこと。その日教科書を忘れた同級生に竹刀で強く頭を叩いた。でも同級生は苦笑いだけだ。


うーん、どうもここは、昔と同じ世界ではない。異世界というほどではないが、色々と違うようだ。


しかし、面白そうだ(笑)。色々と注意深く観察しながら合わせていくしかないな。試しに放課後ベランダから飛び降りようと思ったが、やっぱり怖いので、ぶら下がって衝撃を少なくして飛び降りてみた。すると2mぐらいあるはずなのにストンと衝撃が無い。すごく不思議が感じだ。


なるほど、そういうことか。まあいい、楽しんでいこう!




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