第13話:大阪に来たぞーー
翌朝は、早く起きて大阪方面に移動するが、三ノ宮から大阪へは特急料金がいらないはずなんで、電車を利用することにした。そこまでヒッチハイクに拘る必要も全く無いし(笑)。
新快速あるかなあ?あった。切符は自動改札が導入されて間もないみたいだ。
同級生は、初の自動改札に緊張してたみたいだが、俺は慣れたもんだ。「銀ちゃんこれ通ったことあるの?」「初めてよ、前の人みただけよ」って誤魔化した。
そう言えば、新快速は乗り物酔いが激しい俺は立って乗ると酔ったなあ。でもこの世界では平気だろ。義男は新快速のスピードと乗客の多さにドキドキとワクワクが混ざった顔だ(笑)。
30分程度かかって、大阪駅。さらに人が多い。
「知ってる?ジェイ・・国鉄は大阪駅と言って、国鉄以外では梅田駅と言う
のよ」
「へー。何でも知ってるね。でもややこしいね」
「そうそう。初めて来た人は、困るみたい」
そう、初めて出張で大阪来た時、それを知らなくて混乱したな(笑)。
さあ、今回の最終目的地難波へ地下鉄でゴー。
義男に「ここからは、荒っぽい人が多いからよく注意してよ」
そう言えば初めて難波に来た時、電車にちゃんと並ばない人が多く、
先頭でこけた女性が踏まれていて、驚愕したこと思い出した。
ここは日本なのか?ってね(笑)。
でも2000年を迎える頃には、皆並ぶようになってたな。
後、昔関西のテレビで、「大阪本町より北の人はハンカチを持つ人が多いけど、本町より南の人はハンカチ持たない人の割合が高い」と放送してて、その時「確かにそんな感じ(笑)」って思ったな。
こんなどうでもいいことは記憶が蘇るんだな。
道頓堀を歩くと、やっぱり、輩系多いな(笑)。絡まれないように、義男とコソコソと歩く。「目を合わせるな!それと偉そうに歩くな!」と指示をしている。
「まずたこ焼き食おうぜ!」
人が群がっていて美味しそうな店をチョイスして、義男と1個ずつ買った。
「美味しい!」って義男がビックリした。確かに美味しい。この頃の田舎には絶対に無い味。
「ソースが美味いし、マヨネーズ付けるのもいいね」
「うん、いいなあ大阪は、毎日こんなん食べられて」
その後は、汚い道頓堀川を見て、食い倒れ人形を見にいった。
これ痩せた時に似てると言われて「ただ眼鏡かけてるだけじゃないか!」て言い返したことも思い出した(笑)。
さあ、次は何をどこで食べようか?あまりお金が無いので、安くて量が多いといえば、お好み焼きだな。




