エッセイの個人企画【 追加情報 随時募集中 】
なろうには企画というものがある。出版社系の企画には個人的に興味がわかないので私にはわからない。ただしバンダイナムコのメカ・ロボット企画には富野信者のひとりとして作品を書いた。読むであろう審査員の苦い顔を浮かべなら。
私が興味を引かれるのは、作家さまが自主的に行う個人企画である。同人サークルに憧れを抱いていた私には見逃せない話だ。
私事だが大昔、まだ恐竜が跋扈していたジュラ紀か白亜紀に個人でメロンに自作CDを委託したことがあり、今でも忘れた頃に数百円の入金がある。とらは在庫を返品して来たと記憶している。
閑話休題、一般論として繊細な方が多い作家さまが、見知らぬ人が集まる個人企画に参加するのはハードルが高い。
制約が多すぎたり、身内ネタで固められた企画は、一見さまお断りを掲げているとしか思えない。
逆に言えば、その企画はそれだけレベルが高く面白いという意味でもあるのだが。
そもそも企画主催者の負担が大きすぎる。
奇人変……失礼、個性豊かな作家が集まるこのサイトにおいて、企画参加者のアクが強い作品を全て読むともなれば、尋常ならざる苦労がうかがえる。大げさではなく精神が病みかねない。
ここに幾つかの企画を紹介させて頂くが、ぶっちゃけ主催者さまに迷惑がかからないかを心配している。
作家としてなら実力はともかく私も個人として同格だと言い張れるが、企画主催者は別格である。たぶん魔法の一つや二つ使えるだろう。敬意と畏怖をもってここに記す。
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「24秋特別企画 収穫祭&味覚祭り!!」
主催 武 頼庵(藤谷 K介) 先生
https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1279782/blogkey/3351734/
「【写真ギャラリー追加】クリスマスマーケットのすすめ(オーストリア寄り) und ちょっぴりドイツ語」
作者: momo_Ö 先生
https://ncode.syosetu.com/n9790ir/
「秋はおいしいものがいっぱい」
作者:穂積 零 先生
https://ncode.syosetu.com/n1052jt/
まず、企画が私の好み過ぎる。ずんだもんやゆっくり東方の料理チャンネルを見ながら食事する私にとって、このような作品群を読めることは至福に他ならない。
良いエッセイは気軽に読めて心がうずく、食欲はもちろん知識欲が満たされる喜びは他に例えようがない。
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「集まれエッセイ企画」
主催 ひだまりのねこ 先生
https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1964264/blogkey/3209431/
「他者の作品を読み、評価をすることで得るものはあるのか?」
作者: 暮伊豆 先生
https://ncode.syosetu.com/n6333gx/
「武器マニア! ピーターの武器辞典 ~人類の始まりから幻想まで~」
作者:ピーター 先生
https://ncode.syosetu.com/n3599go/
やばい。やばいて。本作の資料集めに色々検索してて今知った企画なんだけど、ほへー、すっげえ。上品でハイレベル、それでいて興味深い作品ばっかり。
こういう作品群を整理して、いつでも気軽に読めるようにならないものか。まったく大げさではなく、ほんとーーーーに面白い作品だらけ。
ていうか「他者の作品を読み、評価をすることで得るものはあるのか?」はいま初めて読んだんだけど、目からウロコが落ちすぎて故郷のインスマスに帰ろうかと思ったほどだ。
二作品づつ紹介しようと思ったので書かなかったけど、かわかみれい先生の「物理の先生に教わった『美味しい焼きそばの作り方』」なんて即ブクマだわ。マジやばい。
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「麺類短編料理企画」
主催 しいな ここみ 師匠
https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/2175055/blogkey/3347906/
「お手軽簡単塩ラーメンスープを作ったよ!」
作者: 幻邏 先生
https://ncode.syosetu.com/n2122jo/
「貴族冷麺 ~ひやし令嬢はじめました~」
貴族: ネクノミ☆黒い安息日
https://ncode.syosetu.com/n0120jp/
おいおいおい、最後はエッセイちゃうやんけ。しかも自作品の宣伝か? ああん? と龍が如くにお怒りの読者諸兄もおられようが、まずは落ち着いて聞いていただきたい。
これは私が最初に参加した個人企画で、それまで何か月も、何を書いても反応が無く心が折れかけていた私に、はじめて温かい感想と過分な評価を頂けた作品なのだ。どんだけうれしかったか。
私がこのエッセイを書くのは、筆と心を折りそうなかつての自分に、苦しむ作家さまに、読んで利用してもらいたいからだ。がんばれ。あと少しだ。私はアドバイスできるほどの人脈も知識もない。そもそも君が誰だかわからない。
だから、企画に参加しよう。参加できそうな企画を探そう。企画のルールを守り、他の参加者さまの作品を読もう。喜んでもらえる感想を書こう。喜んでもらえる作品を書こう。
正面突破が無理なら、一度引いて作戦を練りなおそう。
防戦一方ならガードキャンセルで体制を整えよう。
倒さなくていい、一発当てるんだ。
そしたらリングが見える。
私の言ってることがわからないだろ?
それでいい、それが正しい。
でも何か感じるだろ?
言葉で表現できない魂の熱量が芸術だ!
……コホン。
私はべつにしいな ここみ師匠が聖人だとは思わないし、彼女 (……ですよね?) も結構辛辣なコメントを私に送るし、私も送る。個人的な友人という訳でもなく親密なやりとりもない。
しかし彼女のフランクな性格と優しい行動によって救われたし、辛辣に見えて恐ろしく的を得た感想で成長したのは事実である。創作において、少なくともなろうで執筆を行う限りにおいて、彼女は永遠の師匠であり恩人である。
リアルで顔を合わせる機会は無いだろう。それでも、このような出会いがあったことは神に感謝したい……クトゥルフでよければ。
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最後に、2つ。
感想欄で情報提供があり、幻邏さまより以下のエッセイを紹介された。
「飯テロのつもりはないが……。~ラーメン好きな私ののほほんラーメン紹介~」
作成ユーザ:武 頼庵(藤谷 K介)先生
https://ncode.syosetu.com/s9398h/
前回のラストで企画を扱うつもりと書いてあるぐらいなので、武 頼庵(藤谷 K介)先生は紹介するつもりだったのだが、なんという偶然……
作品や企画の情報提供は随時いただきたいとは思っているが、これは完全に私の好みである。ラーメン大好きなのだが、ひとりで店に入りづらい私としてはグヌヌである。
九州行きたひ……
補足)
黒い安息日は九州でとんこつラーメンを食べ歩くのが夢なのである
そして脳内ではヤンチャなシマリスに変換されつつある奇怪な感想を書くので有名な漉緒 氏より、感想欄で作品にURLを書いてみてはと提案を受けた。ゆえに今回から記載してみたがいかがだろうか。
感想や意見はどんどん反映していく作風でいくから夜露死苦!
感想欄は好きに書きなよ、アタイに挨拶はいらねえ!
みんな! 愛死天流ぜ!