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ファンタジーって何?  作者: ガンダルフ
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スキル「鑑定」って何?

スキル「鑑定」。最近はびこるナンチャってスキルの先駆けである。

何が"ナンチャって"なのか?

スキルは技能なので普通は使用者の能力や道具等の手段が必要になります。

スキル「剣技」なら剣とそれを持つ手が必要ですし、スキル「魔法」なら魔力は必須でしょう。

しかし、スキル「鑑定」には何も必要としません。

本来なら必要なはずの専門知識さえ必要とせず、使用者の知識外の情報を使用者に伝えます。

所謂、検索機能が付いた何かが頭の中に存在する状態です。(何それ気持ち悪い)

つまり本人の能力、手段の有無を問わず使える力なのです。

これをスキルといった時点でもうその小説は幻想(ファンタジー)ではなく妄想です。

しかもこのスキル「鑑定」はファンタジー世界のスキルの定義を破綻させていることにお気付きでしょうか?

スキルに本人の能力、手段が必要ないと言うことは、「剣技」に剣が必要なく、「魔法」に魔力が必要ない世界であると作者が設定していることになるのです。

「投擲」なんて何かを掴む必要もなければ、投げれる物が無くても何かが飛んでいくのです。

もう何がなんだか分からない世界の完成です。


あと、小説の登場人物の扱いもスキル「鑑定」によって酷いものとなる。

人物を鑑定した結果がカード1枚程度の情報だった場合、その小説では登場人物の価値がその程度のものしかない事を表すからです。

履歴書よりも少ない情報しか無いのです。

もはや、登場人物がドット絵にしか見えなくなってきます。

人間不信ならそれを直してから小説を書いた方が良いのではと思います。

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