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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約4年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

無能と追放された探知士、実は世界一の探知範囲を持っててダンジョンなんて即座に完全掌握出来るので、地図屋を始めてみます〜〜今さら戻らないし、地図が欲しいなら自力で買え。まあ無理だろうけど

作者:ガラムマサラ
 新大陸が発見され、世界中の冒険者や有力者たちがこぞってその新天地の攻略に明け暮れている世界。
 探知士マールもその一人であったが、冒険者ギルドをギルドマスターのイーゴンによって不当に追放されてしまう。

「探知士なんていなくたって冒険はできるんだよ! 地形・敵情報なんてクソの役にも立たねえ!」

 しかし彼は大いなる誤解をしている。マールは人並外れた探知範囲を持っており、ありとあらゆるダンジョンを入り口に立つだけで完全掌握できる能力者だった。
 ギルドは彼の力によって成り立っていたが、追放を契機に瓦解していく。

 一方、マールは旧大陸で待つ妹へ仕送りをするために地図屋を始める。
 地図という画期的アイテムの発明に冒険者界隈はざわめき、そして瞬く間に人気と知名度を得ていくのであった。

「な!? これ見て冒険に行けばあっという間に攻略できちゃうじゃん!」
「い、一ヶ月は必要とされていた攻略がたった二日で終わっただと……!?」

 やがて彼の地図を入手することが攻略成功への絶対条件となり、絶大なる人気のもと、各有力者たちも店に集うようになる。

 一方、イーゴンは、ギルド運営がにっちもさっちもいかなくなり、マールに戻るように命じる。

「戻るわけないだろ。僕になんのメリットがあるんだ?」
「なら地図を売れ!」
「まあ、それはいいよ。売ってやるよ、この過酷なる購買競争にお前らが勝てたならな?」

 競争相手はマール店の熱狂的信者、世界で幾億の信者を持つ聖女、王女、超S級ギルドマスターたちだ!

「そんなの勝てるわけあるか! 元同ギルドのよしみだ! 特別に売りやがれ!」
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