21/44
練習後
「はぁ……疲れた……」
無理やり練習相手にされた美奈理はとても疲れていた。
「春花先輩と秋葉先輩張り切りすぎですよー……」
途中から千春も練習相手になったらしく、美奈理同様とても疲れている。
「えへへ……ごめんね……」
「ごめん……」
「まあでも、私も来年は綱引きに出るから、その時の練習になったと思うんで」
「これで、来年の綱引きの1位は私たちのものですね!」
「あーっ! しまった!」
「来年負けないように、今から一年生の特訓したほうがいいかな……?」
疲れたと言っていたのに千春と美奈理は元気だった。
「今日の練習は終わりでーす!」
チームのリーダーが言う。
俺たちは疲れた体を動かし、家に帰った。
「はぁ……疲れた……」
お風呂に入っている千春は、腕を上に伸ばした。
千春は綱引きの練習により疲れていた。
だが、千春は美咲をどうするか考えることをやめない。
そのくらい、風峰から美咲を引き離したいのだ。
「もうバレてもいいから美咲先輩を脅そうかな……」
千春は、とんでもないことを考えていた。
美咲の精神は強くない。
脅された美咲は、家から一歩も出なくなってしまうだろう。
だが、千春はそれでもやろうか考えていた。
大好きな風峰のために。




