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LOVERS  作者: TOSSY
チェリーブロッサム
5/5

イベリス

誤字・脱字があるかもしれません

また百合表現がありますのでそれが嫌だと言う方はブラウザバックをお願いします

~~~~夜美Side~~~~


携帯が鳴った。


普通に聞くよりは少し大きい音が鳴っている。


どうやら朝に鳴ったらしい。


…………起きなければ。


だが布団がそれを許さない。


そんな格闘がたまにはあるのだが。


今日のお布団は初夏に使うものとしてはあつすぎる気がしてきた。


気温が気まぐれで今日は暑くなっているのかもしれない。


携帯のアラームも先程よりも大きなものになっている。


…………えぇい!もう我慢の限界だ!アラームと暑さ!私の負けだよ!


私はついに我慢が効かなくなりまだ眠りたいという惰性の念を切り捨て今日をスタートさせるべく目を開けた。





目を開けるとそこは、自分の部屋だった。


そこには不審な物なんてなにもない。


………ある1点を除けば。


部屋におかれたテレビやゲーム機、クローゼットそこはまあ普通だ。


じゃあどこに異常があるのか、それは……。


「すぅ…すぅ…」


私がいるベッドの上であった


「なぁ…ななな…」


詳しく言うと


「なんでぇ!?」


愛しい人(綺里)が隣で寝ていた


「んん?んぅ……」


どうやら起きたらしい


「……??…あっそうか。おはよう夜美」


どうやらこの状況、綺里なら理解したらしい。


「うっうん…おはよう?」


~~~~綺里Side~~~~


今日の目覚めは最高だった。


何故って?起きたら愛する人(夜美)がいるんだもの。


最高以外の何物でもない。


まあその愛する人がどうしてコノような状況になってるか思い出せてないのだけれど


「…………はぁ」


「え、えと、…ごめん」


「大丈夫だよ、気にしてないから」


半分は嘘、だって昨日の夕食以降のことを忘れていたから。


「えっとナンデトマッタンデスカ」


「夜遅かったし、夜美の方から話し振ってきたのよ。夜の道は危ないからって」


かわいそうだから昨日のことを言ってあげる


「うん」


「んで~わたしが大丈夫だよって言うと真っ赤な顔で~”だめだめ大事な貴女にもしものことがあったら大変だから”って」


実の彼女の前でのろける


「うんうん」


「んで~”愛する貴女は私が守るから”って♡」


これは嘘


「うんう…ん?」


「そしてそしてそして”愛してる綺里”って情熱的なキッスを~♡」


キスは本当


「う…ん?」


「そして二人は仲良く二人は仲良くお風呂に入って~」


本当


「んん?」


「お風呂で血行が良くなって興奮しやすくなった貴女はベッドでわたしを押し倒して」



「わあああああああ、まって?まって!!え?ええ?えええええええええ?」


わあ面白い反応


「半分は嘘よ」


「……嘘?」


「そう嘘、半分はね」


「はあああ良かったああああ、って良くない!」


目がぐるんぐるんなっている


こんなに慌てているのは新鮮味がある。


いつもは一匹狼気取ってクールに振る舞ってるのに。


嫉妬深くて可愛いし、慌てやすくて可愛いし、一匹狼気取って可愛いし。


夜美の可愛いところはノートに書き綴ってもノート1冊じゃ足りないわね。


最低ダースねダース。


はぁ…。わたしの彼女はなんて可愛いんだろう。


「何ニヤついてんのよ!」


「いやー何も~?ただやっぱり貴女は可愛いなって。」


「っかわ、かわ、かわ」


どうやら反論も出来ないくらいうろたえているらしい。


…………頭冷やしてあげよ。


「夜美……、ちょっといい?」


「ふぇ…。」


わたしは夜美の左肩に右手を置いてもう一つの手で彼女の前髪をたくし上げ露わになったおでこに口づけをした。


「……冷静になった?」


あっこれめっちゃはっずい。


対する夜美は。


「きゅぅ…」(バタリ


二度寝することになってしまった。


「え?あ!っちょ!?夜美!?え?ちょっと!?」


~~~~夜美Side~~~~


なんかいろいろあって、結局昨日のことを有耶無耶にされた気がする。


二度寝から2時間経って目が覚めた。今は10時位


「はいこれ朝ごはん」


「ありがと。」


「朝ごはんにしては遅いけどね、あはは…」


「ほんとそうね。」


「お昼からどっか行く?土曜デート」


「うちで遊ぶのじゃだめ?」


今日はとても出歩きたくないというかこれが平常運転


「え~折角最高のデート日和なのに。服とか見に行きたくない?」


がっくりしているのはわかるが


「洋服屋にいって店員に話しかけられて狼狽える未来しか見えない」


「大丈夫だよ、わたしがなんとかするから」


というか綺里の着せ替え人形にされそうだ


まあその時は自分も綺里を着せ替え人形にすればいいのだけど


「じゃあ綺里、お金は?」


「それは…大丈夫だよ多分。ってあれ?財布がってあれ?」


さっき綺里がご飯作ってるときにくすねた


あとで返す


「あらら、忘れてきたんならしょうがない今日は…家デートだ!」


「むぅ…仕方ない」


「じゃあ何で遊ぶ?マ○カとか○リパとかぷ○ぷ○とかあるけど」


ぶっちゃけ二人であそべそうなのはこれぐらいしかない。


他にゲームはダ○ソだったりK○2だったりでほぼ一人用のゲームしかない。


FPSはお父さんが昔やってたけどあれは酔うのでまず手を出さなかった。


「……じゃあマ○カで」


家デート開始のゴングが鳴った気がした。






どうもけもフレロスから中々抜け出せなかった私ですtossyです。はい


今回から人分ごとに行を開けることにしました。はい


私ゲーム大好きです。はい


この前AR○Sの先行試写会でアニキのコントローラ奪ってやったら初めてなのにうまいなお前って言われました。はい


今回であややみが終わるっと思ったか。はい


あれは嘘だ。うわああああああああああああああ。はい

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