装備の類
主に装備品の説明です。ネタバレも含むので国境なきサテュロス編以降の閲覧を推奨しております。
◎アイラの装備
・暁光:近衛暁の佩刀、刃は55センチ弱、軽く短いため室内でも扱いやすい。
・払暁:近衛暁の小太刀、刃は35センチ強、暁光ともども朱鷺見台製の魔導鋼でできている。
・暁天:近衛暁の護り刀、刃が13センチ弱あるが、御守りとしての本体は柄の方。
神楽との婚約の際、天音から贈られたもので魔力偏向機としての機能を持つがその性能は第2.5世代とでも呼ぶべき代物。
・学生鎧(女生徒用)
学生服と専用鎧の組み合わせの鎧、比較的軽く、主要な急所だけ重点的に覆う様な装甲が施されている。
女学生用とメイド用の違いは制服と、肩アーマーの装飾の有無、平民ならば王国の紋章が、貴族の場合は家紋があしらわれている
・学生鎧(アイラ用)
暁天を手に入れた後学生鎧による戦闘をほとんど行わなくなった時期に装備していた略式の鎧。
胸鎧以外の鉄板は取り除かれている。
・王国式女性用軽鎧(アイラ仕様)
貴族の女性一般が身に着けるタイプの軽鎧、実際の戦闘に入る場合アイラは変身するため、会議中などしかお目にかかれない。
ワンピースの上に胸鎧を着け、薄い紅色のコートを羽織った簡素な鎧。
・ロングソード
70cm程度の片手両刃剣、流星用の使い捨て。1本で銀貨3枚ほどの値段(約3万円相当)
・ジャベリン
柄の部分まですべて一体となった鉄で鋳造された直槍、流星用の使い捨て。1本あたり銀判1枚と銀銭3枚ほど
(約6万3千円相当)
◎ユーリの装備
・ブロードソード
長さ80cm幅9cmの両刃剣、全力で振るうと折れる。
数本予備がある
・トゥハンドソード
長さ120cm、幅8.2cmの両刃剣、全力で振るうと折れる。
数本予備がある
・竜骨剣
長さ85cm~120cm、幅10~12cmの特注の両刃剣、何本も生産させたが、重さの割りに強度が低かったため後述の盾の剣開発にいたる。
竜骨は船の竜骨のように頑丈な剣という注文内容からで、竜の骨は使われていない。
・盾の剣
ワイバーンの頭蓋骨を、ペイロード家の固有魔法で金属化したものを心材にセントール産の魔鉄を加えて鍛造された巨大で短い剣
グリップの長さが30cm、鍔が横に左右合わせて50cm近くも出ていて、刀身は長さ72cm幅が大体平均35cm厚みも最大で3cmほどある。
・盾の剣(改)
折れた盾の剣を鋳溶かしてサラマンダーの骨格を金属化したものを追加投入して作ったもの
厚みが最大4.2cm平均幅37cm長さ80cmというバカみたいな剣
・焔の剣
サラマンダーの骨格の余った材料とヘルワール産の焔鉄で作った剣、材料的に火の魔力と親和性が高く属性付与の不得意なユーリでも火の属性付与が可能。
長さ65cm幅17cm
・クリスタルソード(仮称)
クリスタルバレーで回収されたらしい魔剣。
触れたものの魔力を奪い結晶化する性質がある。
形状は通常のロングソードに近いが質感が結晶体の様になっている。
・三尖刀
アスタリ湖で回収された魔剣の一本、イシュタルト基準での呼称は魔剣だが、形状は槍
突き刺したものを腐食させる性質がある。
形状は先端こそ三叉の槍になっているが実際には三尖刀ではなくハルバードに近い構造をしている。
・学生鎧
主に篭手と軽鎧で構成された鎧、学生服と重ねて着る。
・ホーリーウッド近衛制式鎧(ユークリッド用)
ホーリーウッドの碧騎兵を除く近衛が採用している軍装を年若い王族であるユーリ用に装飾を施したもの。
制式鎧は一応ユニセックス的デザインだが、重さのせいで女性近衛は碧騎兵隊が発足されてからはで碧騎兵でなくても碧騎兵用をアレンジして着る様になった。
◎アイリスの装備
・杖
打撃にも使える練習用の杖、杖には魔石回路は使われていないが、魔法陣により先端にむけて魔法を集中しやすくなる。練習用ではあるが一応実戦に耐える品
・ライトコーン
杖、軍官学校時代に購入した杖の一つ軽くて扱いやすいが、打撃には向いていない。
刺突は可能。
・学生鎧(女生徒、非魔力強化用)
魔力による筋力強化が弱いか出来ない生徒用の学生鎧。
防刃ローブと胸あての組み合わせられたものを学生服の上から羽織る。
・王国式女性用軽鎧(アイリス仕様)
ワンピースの上に胸鎧を着け、薄い黄色のコートを羽織った簡素な鎧。
◎エレノアの装備
・突撃槍
とても大きいランス、通常は騎乗して使うものであり普通はそうそう振り回せない。22kg程度
・凧型盾
とても大きくて重い。32kg程度
・細剣
すごく尖っています、折れやすい
・突撃槍「嵐穿」
フォレストタイガー素材とワイバーン素材を惜しげもなく使った特注品、ユーリから下賜された。
・凧型盾「風を受けるもの」
ワイバーン素材をふんだんに使った盾。途中で魔導篭手の開発技術を導入し、盾に魔力シールドの発生装置も増設された。
・細剣「夜に迷う者」
フォレストタイガー素材をふんだんに使いました。最初に使用していたランスよりも頑健
・碧騎兵制式鎧
胸だけを覆う鎧と、それ以外の鎧との組み合わせでできた女性用鎧。
初期には制服部分はスカートタイプしかなかったが後にパンツタイプも開発された。
・学生用鎧(メイド用)
・学生鎧(エレノア専用)
メイド用学生鎧をベースに改造された鎧、一般のものよりも3倍程度重く、足元を隠す長いスカートが特徴(内部には金属が編み込みされて防刃仕様になっている。刺突にはやや弱い)
・風の神殿
上記専用鎧のデザインをベースに学校卒業後に新調したもの、大きさを除けばおよそ女性用とは思えない、質量の化け物、フルフェイスの兜、上半身を覆う分厚い魔法銀の鎧、ワイバーン骨格を金属化したものを汲みこんだ防刃スカート、専用に調整された魔導篭手と脚甲を四肢に装備する。
武装を合わせると総重量は400kgに迫るため騎乗不可
防刃スカートと兜など外装部分を外しオルカーンのみ装備すると総重量45kgまで落ちるため騎乗時はその姿になる。
◎ナディアの装備
・短剣
ダガータイプ、無銘業物
・近接格闘用篭手
手を守るための装具
・学生鎧(メイド用)
・ホーリーウッド仕様王国メイド鎧(ナディア用)
白を基調としたメイド用鎧、膝丈のスカートの中を披露することなく戦えるものは一流の近衛メイドと呼ばれる。
シンプルなデザインで外付けするエプロン部分にのみフリルがあしらわれている。
戦闘時はエプロンははずすことができる。ホーリーウッドが王国となった後は装飾された家紋から盾のモチーフが取り除かれているほか、細かい変更がある。
◎トリエラの装備
・杖
軍官学校に入る際に用意した杖、アイリスのものと同じ。
・肉球の盾
猫の肉球をイメージしてアイラがデザインして王都で発注した盾。
デザイン以外は一級品。
・学生鎧(メイド用)
・ホーリーウッド仕様王国メイド鎧(トリエラ用)
ナディアのものとほぼ同様のデザイン、尻尾穴がある。
◎エイラの装備
・王家メイド用短剣
量産の一級品、王家御用達の鍛冶師の作で王家の近衛メイド御用達の品
・銀月
戦争中にハープナ鍛冶店で作ってもらった特注の短剣、独特な反りの刃を持ち、波打ったグリップの形状をしておりエイラが使い勝手にこだわった品、ジークハルトから流してもらった魔鉄を使用していて、魔力への親和性が高め。
・レザーグローブ
セラファント型モンスターの革で作られた頑丈な拳保護グローブ
・王家制式王国メイド鎧(子供用)
イシュタルト王家に仕える幼年のメイド用制服に、特注の胸当てと脚甲を合わせたもの。
通常近衛メイドは軍官学校卒業後になるものであるため13歳未満のものは存在しない。
そのため当時10歳で小柄でもあったエイラには特注品が用意された。
ホーリーウッド候爵家の鎧と比べると少し装飾が多い。
・学生鎧(メイド用)
・ホーリーウッド仕様王国メイド鎧(エイラ用)
黒を基調としている。
他はおおむねナディアのものと同様。
◎桐生神楽
・デネボラ ブローチ型の魔力偏向機、第二世代型魔力偏向機の最終型
4つ子の魔力偏向機名称
刹那 アークトゥルス
彼方 スピカ
雪羅 コルカロリ
・帝国式メイドアーマー
帝国には近衛メイドに鎧を装備させる文化はない(そもそも近衛メイドはもしものとき帝室の身代わりになる以上の役割を求められてこなかった)ため、カナリアのための特注品、帝国式メイドはヘアキャップ装備
・ホーリーウッド仕様王国メイド鎧(カグラ用)
ホーリーウッド家に入ってから爵位を貰うまで使っていた鎧、髪は長いがメイドではないためキャップもヘッドドレスも装備していない
・王国式女性用軽鎧(コノエ家仕様)
ワンピースの上に胸鎧を着け、薄い紫色ののコートを羽織った簡素な鎧、式典用に作っただけで実戦に来て行く機会はないものと思われる。
・魔導鎧装
神楽だけが持っている特に概念の物質化に向いた魔力を利用して、神話的概念を現実に顕現させるシステム。
鎧衣と同等にまで性能を落とした鎧衣モードと、概念を不完全に呼び起こす全身鎧モード、神の概念を再現する完全開放モードがある。
また鎧装ごとに呼び出せる武装や防具に差異がある。
◎その他の登場人物の装備
・板ばさみの剣
平行に伸びる長さの違う刀身を二つ持つ剣、二つの刃で同時に切ることで、下級治癒魔術では治癒できないほどの複雑な傷を負わせることができる。若い頃のメロウドが使用していた剣。
・死呼ぶ風
何の変哲もない業物の短剣、メロウドにこれを抜かせた時点で大体死ぬ。
・鷹爪鷲嘴
『飛剣士』ジャン・スパローの愛剣、雌雄一対の直剣と、12本のダガーのセット。
・ソードオブガルガンチュア
ガルガンチュア家に伝わる非常に長い剣
・『花剣士』シリル・オーガストの愛剣
こちらでは珍しい片刃直刀タイプの剣。特別な能力はないが長年愛用している業物
・火精の石弓
弩の様な形(現世的には拳銃に近い)機能をしている魔法道具、魔力を火の鏃に変えて放つ武器、通常は鏃の形成に時間をとられるため連射は効かないが、マーガレット・カーマインはなんらかの加護により連射が可能、先端に刃物をつけて独自の格闘戦もこなす。
魔力コントロールにより空中に浮遊させての遠隔攻撃も可能。
・シロッコ
シア・ウィングロードの扱う大型の特殊武器
トンファーのような持ち方でトンファーの棍部分に曲刀と先端に返し、逆方向に両刃の直剣、拳を保護するガードの着いた装備。
・白の顎
レギナ・フォン・コランダムの使うハルバード、本体は魔鉄、装飾と握りが魔銀でできている。
・狂い狼
オーティス・サンアレクセイが使う片刃で分厚い剣、圧し斬るタイプ
・鉄竜砲塔
『魔砲将』ボレアスの使う非常に頑丈な物理砲、敵を殴り倒すのにも使う。
・複製アシガル
ペイルゼン王国が、セントールから輸入したグソクシステムのアシガル装備を国内の素材と技術で複製した物、劣化品だが、一般的な中級魔法使い程度の魔法ならばほぼ防ぎきれる魔法耐性を持っている。
・アシガル
セントールのとある国が開発したグソクと呼ばれる武装システム、その量産型、非常に重たいが、気にせず動ける様な魔法的工夫がなされている。物理防御、魔法防御、筋力を強化する。
・ホロ
セントールのグソクシステムの上位機種、背面にホロユニットという魔力タンクを増設しグソク全体の大きさは巨大化している。 3mくらい
・ゼロ・セイバー
アシガルの国内生産を目指して開発された武装システム完成型の1作目、カグラ、ラピス、ヒースによって開発され、最初の成功例となった。
零式大剣 ゼロ・セイバー用に鍛造された高品質の剣。一点モノ
・試製量産型セイバー
量産化を目指して開発された初期量産型
弐式大剣 統一サテュロス暦2年に開発された鋳造の剣、重くて頑丈
弐式直槍 同じく槍。
・セイバー
改良を加え量産される様になったセイバー
武装は試製と同じ
・試製ギガント・セイバー
大型化したセイバー 3機のみ製作されたが勇者級の使い手でないと上手く操作できなかったため量産は見送られた。
参式竜骨剣 統一サテュロス暦3年に完成した。
ユーリが使っていた竜骨剣をモデルに開発された巨大な剣
・ライトニング・セイバー
背面と両足に魔力推進機が増設されている。
武装は弐式大剣
・カノン 胴にシールド発生装置、背面に魔力タンクを設置している
参式ナイフ 通常射撃戦を想定しているため近接武器は小さめ、ただしそれでも一般兵用程度の長さはある
参式魔力銃 内部に、魔力篭手に用いられた魔力弾発射用の魔石回路の発展型が組み込まれている
参式魔導筒 大型の物理魔力砲塔通常の兵なら1門持ち歩くのがやっとだが(サルファーは2つ余裕でもてる)ソレを2門まで背面に装着できる、ただし左右交互の射撃が不可能なため、お好みで単砲装備も可能
・アクア・セイバー
背面と脚部にスクリューの魔方陣を施し、気密性を高めたセイバー
水陸両用で船での襲撃に対してのカウンター要員沿岸部に配備された。
・フェンサー セイバー開発、魔導篭手開発で培った技術を元に旧ペイルゼンの複製アシガルを再調整して作った全身鎧、材料が複製アシガルのため保管分の数までは材料費が無料に近い、性能は高くはないがだいぶ引き上げられており、本物のアシガル装備と同等いったところ。
武装は一般の兵と同じ。
・魔導籠手 セイバー開発で培った魔方陣を用いた技術で籠手に魔力シールドの発生と魔力弾の射撃を出来る機能、そして籠手自体に物理的盾としての機能を持たせたもの
後々改良がなされ、魔力灯機能や点火機能などが追加されていく
◎サテュロスの地形神器、魔剣
・古代樹の森の槍
2m近くある、持ち手がひどく湾曲した槍で、戦端はドリル状になっている。
機能は魔力を吸い上げて樹木を生やせること。
・ヘルワールの魔剣
幅20cm歯渡り155cmの巨大な長い剣。
刀身は赤熱して歪んでいる。
・水晶谷の宝剣
幅15cm刃渡120cmほどの大剣
水晶の様な質感をしており、魔力を奪う、結晶化させるという機能を持っている。
勇者以外に奪魔法でも無効化が可能
・亀島の斧
刃は片側のみで極端に下側が長い半月型、刃のない方には円柱形の金属の塊がついていて上側先端にはナイフみたいな短い刃が付いているハルバード形に近い。
石突から首までで150cmほど、先端までで190cmほど。
主に植物に対して操作する機能と、幻覚を見せる作用がある。
・アスタリ湖の槍
三尖槍と似た形状をしているが、両側は斧の様にも見える、傷つけたものを腐食させる機能がある。
・紅砂の砂漠の杖
二匹の蛇が絡みついた様な形状の杖、蛇のモチーフの牙部分に水を奪う効果がある。
・悪魔の角笛の鎌
鎌とは言うが、刃が反りの内側についた長刀の様な形状をしている。
熱を刈り取り風化させる機能がある。