表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/182

第9話:世界と命の話

思ったよりも書くのに時間がかかってしまいました。やや変態的な描写がありますが、きっと大丈夫ですよね?だめだったら誰か教えてください。今からもう1本間に合いますかね?


 こんにちは、暁改めアイラです。

 ウェリントンは冬になりました。

 冬と申しましても日ノ本の様に雪の降る様な寒さはありません。

 空にかかる雲が重く、お天道様があまり顔を覗かせないため、収穫量が望めないため大部分の農地で休耕しているが、必要な量は栽培を続けているし食べ物に困ることはない。

 ただ農作業にとられる時間が少なくなるので、家でできる作業が増え大人の家にいる時間が多いくらいか。



 今年の冬は、去年より寒く感じる。

 お天道様も割りと顔を出しているし気温自体はたぶん温かいんだけど、村から失われた声がその寒さの一因であろう。


 わがウェリントン家でも、上2人は元気だけれどどこか空々しい。

 下を見れば、アイリスは塞ぎこんでいるし、アニスはぼんやりしていて、いつもの様にあそぼーあそぼーって言ってこない。


 ボクにとっての身近なところで言えば、キスカは流産したときと同じくらいため息が重たいし。

 リルルにいたってはベッドから立ち上がれなくなるほど弱りきっている。

 アイリスが覚えたての治療魔術を施せば咳などは収まるものの、精神的なダメージが大きいためベッドからは離れられないままだった。


 失ったモノを思い知らされるからか、単に家に親がいるからか、子どもたちはあまり教会に顔を出さなくなってしまった。


 でも今が辛いとしても、ボク達は生きているのだから、先を見ていかなければならない。

 冬の間にボク達双子は6歳になるし、年が明ければソラが1歳になる、そのころにはキスカもママになっている頃だろう。

 今が最悪ならココから先はいいことばかりなのだから、


 このところ蓄えた食べ物と、森で取れる動物や魔物の肉、植物やきのこなど、食べるもの自体は多いのだけれど

 それらは、森の中にあるものなので、採りにいかなくてはいけない。

 だから今日の様に晴れた日には、村の若い衆が5~6人森に入り適当に狩をしてくるのが日常だ。


 今日もトーティスを含む27歳までの男性が6人森に入っている。

 午前のうちに猪形の魔物1頭とやたらと旨味の強い鳥が4羽、ウサギが1羽捕れている、大猟と言ってよい。

 昼に一度帰ってきた彼らは獲物を村の女性たちに引き渡してからお昼を食べると、再び森の中に入っていった。

 村に残っている女衆の仕事は獲物の血を抜き、精肉や加工をすることだ。

 既にサークラやエッラもこの作業には参加している。

 ボクも昨年一度参加させてほしいと申し出たけれど。

 まだ刃物を持たせるのは・・・と断られた。

 

 今年は既に剣術を習っているし、払暁も佩いているのだから問題はないはずだ。

 そう考えて今年も参加させてほしいとお願いしたのだが

「10歳にもなってない子どもに動物を切り刻ませるのはちょっと・・・」

 とモーラたちの母のアーシアに断られてしまった。


 10歳までダメなら去年からそういってほしかったなぁ・・・

 しかしボクは今そこまで不機嫌でもない、どうしても試したいことがあったボクは姉に頼み込み少量の肉を融通してもらうことに成功した。


 この村では豆を加工したソペ・ソルという調味料があるのだけれど、野菜につけたり焼いた肉にチョットつけるくらいで、有効な利用をされていない。

 このソペとソルは実は日ノ本の味噌と醤油に非常によく似た調味料で、ちょっと塩味が少ない程度のものなのだけれど。

 わざわざソペ・ソルという別物として考えるのも面倒なので、味噌・醤油と心の中では読んでいる


 ふるさとの味に似ているということで、ボクはこの調味料が大変好物である。

 それでも村全体でみれば人気はそこまで大きくない食べ物で、塩がやや効果なのもあって生産量は少ない。


 今回はコレを使ってジャーキーを作ろうと考えたのだ。

 村の中での味噌・醤油の人気を高めて、もっとたくさんの種類が作られる様になれば良いと今回人気の出そうな食べ物としてジャーキーを思いついたのである。

 

 幸い作ったことがあるので、作り方は大体わかる。

 後は材料のほうだったが、少し違うけれど同じ様なものがそろっているので問題ないだろう。

 一番違うのは食材だが・・・うまみの強い鳥はともかく、猪型の魔物の肉はジャーキーにしておいしいのだろうか?


 以前食べたときは牛と豚の間の様な甘みのある少し筋っぽい肉だったと記憶している。 

 そもそも動物と魔物の違いが図鑑を読んだだけでは地球人のボクには今ひとつわからなかったが、ゼファーがいうにはコレは定義があるらしいので肉の加工がてら整理しておこう。


 そもそも魔物と動物には見た目だけでわかる大きな違いはない、ただ魔物のほうが全般的に凶暴で、世代交代による進化が存在しないということだ。

 動物は環境に適応した結果子孫が変化していくことがあり、また交配によって、両親の特性を持った子が生まれることがある。

 魔物はあらゆる種との交配が可能であるが、、子どもにはどちらか、あるいは2世代以上前の単一種族の特性が現れる。


 たとえば迷宮魔物のローパー類と森林魔物のジャイアントスパイダー類も交配は可能であるが、生まれてくるのはリトルスパイダーかプリプチローパーのどちらかということになる、単純に親の幼体で、生育環境によって地域差のある成体化が行われ単純進化すればジャイアントスパイダーやジャンピングスパイダー、あるいはグリーン、ブルー、レッドなどのローパータイプに進化する。

 決して全身から触手を伸ばすクモ型魔物や触手の変わりに糸を射出する円筒状生物として生まれてくることはない。


 ただしそれは生まれてくるときの話で、魔物は進化をする。

 さっき言っていたことと違う?いいやなにも違わない、世代交代に依る進化は行わないといったけれどね

 彼らはある程度成長すると、一部の固体が、親やそれ以前の系統の遺伝情報や環境から自身を作り変えることできる場合がある。

 コレをユニーク化(または固有進化)と呼ぶ。

 ユニーク化した魔物は基本的に元の姿よりも強くなる。現在の環境に即して進化するためだ。

 そしてユニーク化した魔物が交配すると、その子どもはすべて親ユニーク体の特性を持って生まれてくる様になり、一般化する、そしてその地方の生態系が変わるのだ、今の例で言えばサテュロス大陸北東部のジャングルに生育するというテンタクルスパイダーが一般化したユニークといえる。

 それが魔物の進化と繁殖である。

 それでは交配させて見なければ動物と魔物は区別がつかないのかというとそうでもない。

 もうひとつの魔物の特徴は『悪夢の残滓』の有無である。

 

『悪夢の残滓』とはこの世界の神話にまで遡る言葉

 かつてこの世界に秩序と繁栄をもたらした神々より祝福を受けながら反逆し、その多くを弑逆したものたち、彼らに与えられた祝福はそのまま呪いとなり代々に受け継がれている。

 それこそが神々の悪夢であり、その反逆者たちの眷属の子孫こそが魔物であると、語られている。

 神々の『祝福の残滓』が知性と魔法の力でありわれら人族が受け継いでいるもの。

 それが変質したものである『悪夢の残滓』は魔法と獣性であり、魔物や魔人が受け継いでいるものだそうだ。

 つまり魔物は大なり小なり魔力があるということであり。

 そのため物理法則を無視した機動や、剛力を持つものがいる。

 魔力感知が可能ならば、それだけで魔物と動物の区別はつくということだ。


 それともうひとつ恐ろしいことを聞いた、魔物は動物とは繁殖できない。

 しかしながら、エル族や樹人族といったものを含む人類種と交配可能ということだ。

 

 そして人類種と交雑するとほとんどの場合はハーフか魔物の姿の生き物が生まれるそうだ。

 非常にデリケートな問題(人里で生まれるということは、大半は女性が被害者であるため)を孕み、正しい対処法は今のところないのは確かである。


 悪辣な純血主義者たちは人類種だけが神の祝福を現在に伝える唯一の種族で、亜人種は魔物と人の交雑により発生した、魔物である、そういう内容を吹聴するものも現れた。サテュロス大陸では西に行くほど人類における亜人の割合が少ないため、西側ではこの説を信じる人間も一定数いるという。

(亜人ではなく、魔物の亜種・・・ねぇ?)


 ボクは今のところ亜人種をドラグーンしか見ていない、そもそもドラグーンは亜人種ではなく、伝説上にのみ存在していた古代の種族なので、ナタリィ曰くそもそも、『神々の祝福』より以前の存在らしいけど


(とても魔物とは思えなかったなぁ、龍の時は別として。)


 魔物の亜種だから食べてもよいとして、純血主義者の間では、亜人を対象とした食人までこっそりと行われているというけれど・・・・っと下拵えができたや。

 難しいことはまた今度考えよう。


 ボクは下処理した鳥と猪型魔物の肉を醤油ベースのたれにつけた、このまま明日の朝くらいまで放置でいいかな・・・。

 

 

 翌朝も実に良い天気だった、大人たちは朝から昨日の夜に狩ってきた獲物の精肉に精を出している。

 ボクは漬け込んでいた肉を朝起きて最初に陰干ししてから、午前中はリルルのお見舞いをしている。


「おはようリルル、ご飯はちゃんと食べてる?」

「おはよーアイラちゃん、今朝はちょっと元気があったからパンとスープだけちょっとずつたべたよ。」

 そういって弱弱しく笑うリルルの顔は青い。


 もともと体が弱い子ではあったが、オルセーの一件の後著しく体調を崩し持ち前の健気さで笑っているが、心身共にかなり衰弱している。

 それでも今はだいぶ持ち直したほうであるしそれこそ最初は水すらまともに飲めていなかった。


 そしてだいぶ持ち直したといってもそれはあくまで体だけの話である。

 心のほうはむしろもっと深刻になっている。

 表情は笑っているし、声も明るいけれど、目に感情がない。


 話しかけずにいると、ずっとオルセーのリボンを握って虚空を見つめているそうだ。

 そして時折独り言でオルセーに話しかける。

 本当にまた普通に笑える日が来るのだろうか?


 リルルのお見舞いは短めに終わらせて次はキスカの家にいく。

 キスカは洗濯物を干しているところだった。

「キスカおはよう」

「ん?あらアイラ、どうしたの、お散歩?アイリスやアニスは一緒じゃないのね。」 

 手を止めないままこちらをチラと見て疑問を口にするキスカ


「はい、ノラとソラとケイトと一緒にうちで遊んでます。教会だと・・・まだちょっと思い出しちゃうので。」

「そうね・・・」

 キスカはオルセーの両親やリルルに次いで、オルセーの死に衝撃を受けた人間だ。

 彼女はオルセーが赤ちゃんのときにお世話してたらしい。

 そして今は彼女が身篭っているのだから、その不安感は計り知れない。


「もうすぐ臨月だなっておもって、家事お手伝いできることがあったら手伝いたいなって想ってきたんだけど、なにかある?」

 いつもどおりにボクがたずねるとキスカは少し思案顔で手をお腹に乗せる。

「んーそうだねーしゃがむのがチョットつらいからいつものお風呂掃除くらいかな?」 

 コレもいつもどおりの回答だ。

「は~いじゃあちゃっちゃっとやっちゃうね。」

 そそくさとサルボウとキスカの愛の巣にお邪魔する。

 

 お風呂掃除を終えて庭に戻ってくるとキスカは今度は肉を干していた。

「昨日の分?」

「うんそうよ、あ、お風呂掃除いつもありがとうアイラ。」

「いいえ、お役に立ててうれしいです。」

 それはそうと。


「キスカおっぱい大きくなったね」

 リアさんそっくりなスレンダーボディだったのに、今は上半身自体は細いのに不自然に胸だけが膨らんでいる。

「あぁうん、赤ちゃんがいるからねー、もう母乳も出始めちゃって、夕べもサルボウがねって・・・・あ、えっとアイラちょっと飲んでみてくれない?」

「ブッ!いきなり何を言うんですか?ボクもう赤ちゃんじゃないんですよ?」

 とんでもないこと言い出すなこの人妻は


「いやーえっとなんていうかね?私っておっぱいぜんぜん膨らまなかったじゃない?」

「さぁ?ボクの記憶にあるキスカはおっぱいそれくらいはありますよ?」

 ボクはまだ6歳前だからね、去年の流産前くらいからしか覚えてないんだ。


「あーアイラまだ5歳だしね。去年の鹿覚えてないのかなー、とにかく私は赤ちゃんができるまでぜんぜん大きくならなくってさ、ちゃんとしたおっぱいが出るのか、赤ちゃん飲んでくれるのか不安でさ・・・」

(んーさっきサルボウがとか言いかけてたし、いちゃいちゃしててサルボウに飲ませてといわれて飲ませたけど、まずいって言われたんだねたぶん)

「でも赤ちゃんにチョット申し訳ないですし、飲むかどうか知りたいならソラを借りたらいいんじゃないです?何でボクに頼むんですか」

 赤ちゃん扱いされて心外だとばかりにぷんぷんと擬音が聞こえそうなくらいの声色でキスカに尋ねる。


「あーアイラ賢いねーそれ考えてなかったよ、でもソラはおしゃべりできないしかといってアニスくらいの年齢だと赤ちゃん返りさせそうで怖いし、アイリスはちゃんと意見言ってくれなさそうだからやっぱりアイラがいいなぁ・・・」

 縋る様な視線でボクを見つめてくるキスカ、結婚してからは髪を下ろしたのだけれど髪の間からのぞく細い首筋がとてもセクシーだ。

 ごくり。


「仕方ないなぁ、貸しですからね?」

「ありがとうアイラ、恩に着るよー。」

 それじゃあ・・・っと一度家に入る、ボクにおっぱいを飲んでみろとは言うけれどさすがに外で直吸いじゃなくって室内で何かに入れて、だよね?


 と思っていた時期が私にもありました。

 ソファーに座りシャツを脱ぎ、胸当てをとり布で乳首の辺りを拭いたキスカは、ちょっと肌寒いねぇなんていいながら。ボクに向かって両手を広げて言った。

「はい、アイラおいで」

「????」

 え?


「あれ?ほら準備できたし抱っこするからキスカさんのお膝にどうぞーっていう」

「はぁ!?ちょっとまって、コップに移してとかじゃないの?直吸いはちょっと赤ちゃんとサルボウにわるいっていうか。ハードル高いですよ・・・?」

 あまりのことにちょっと思考がとまりかけたよ?


「別にいいよーアイラ女の子だし、吸うのにどれくらい力が要るかもわからないからそれの試しもかねてるの、だから来て。」

「はぁ・・まぁ一回引き受けましたから、今回だけですからね・・・。」

 そういってソファーのキスカの隣に座る。


「あれ?抱っこさせてくれないの?」

「うっかりバランス崩して赤ちゃんに何かあったら嫌ですし、抱っこしなくても隣ならボクを斜めに倒したら授乳できますよね」

「そっか、ありがとうアイラ、赤ちゃんのこと大切に考えてくれたんだね。」

 本当に気づいていなかったのかな?意外とうっかりさんなんだなキスカも


「じゃあ失礼します」

 とボクは体を倒してキスカの腕に頭を預け、胸の前に来る。

「へへ・・・なんかドキドキするなぁ」

 それこっちの台詞だって、自分が赤ちゃんのときのハンナ母さんのおっぱいだってぎりぎりだったのにキスカみたいな。

 若い上に人妻の母乳を試飲させられるだなんて、刺激が強すぎて頭痛くなりそうだよ。

 

 パクリとキスカの乳房をくわえると、少しキスカが震えた。

 乳首がムクりと立ち上がり、吸い易い形になる軽くすってやると少しさらさらした甘味のある味が口の中に広がった。久しぶりだからちょっとわからないけれど、ハンナのとは味が違う気がする、記憶の中のハンナのミルクはもっととろみがあって、脂っぽかった気がする。

 

 なんかキスカがさっきより近くなった気がする。

「なんか、これ良いなぁ・・・アイラが急激に可愛く見えてきたよ・・・?胸の辺りが暖かくなってさぁ・・(スゥー)、アイラ良い匂いするね。」

(ちょっと、授乳プレイなんて特別変態なことするから、ボクに対して母性が出てきてるんじゃないの?)

 もうやめる。といおうとしてもしっかりキスカに抱きしめられている為に口がおっぱいから離れない。

 口をもごもごさせると、刺激されるのか口の中にまた乳汁が出てくる。

 

 どうしたものかと、考えていたらキスカのお腹の中から小さな衝撃があった。

 赤さんからの壁ドンだ!ちょっといい加減にしとけよ?ってやつだ!


「あ、ごめんアイラなんか吸われるの気持ちよくなっちゃって」

「もう、この際だから別にいいですけど・・・赤ちゃんに怒られちゃいましたね。それ自分のだから盗らないでって」

「そうかもごめんね私の赤ちゃん、それから、アイラもごめんね?」

 やっぱり疑似赤ちゃんよりも本当の赤ちゃんのほうが大事だよね、お腹をさするキスカの表情は明るい。


「えっと、キスカのミルク、母さんのよりちょっとさらさらして甘かったと思います。出方も普通だと思いますし、大丈夫なんじゃないですか?」

「え?アイラ赤ちゃんのときの味覚えてるの!?」

(しまったぁ!)

「いいいいいいいえそそそそなんあわあわわわあるじゃないですか、アニスの時に・・・」

(コレはコレでしまった!?)

「あーうーあーえー・・・・・。聞かなかったことにしてください、お願いします。」


(屈辱だ・・・コレではまるで、おっぱい離れできてない子どもみたいじゃないか)

「フ、フフフアハハハハッ」

「わ、笑うことないじゃないですか!?」

「ごめんね、アイラみたいなしっかりした子でもやっぱりちゃんと子どもなんだなって、なんだか安心しちゃって。おかしかったわけじゃないの、ちょっと安心したっていうかさ」

 目元に光る粒を蓄えながらキスカが微笑む。


「アイラ、オルセーのときも、みんなの前で泣かなかったじゃない?」 

 その分ナタリィの前で泣いたけどね。


「もしかしたらどこか壊れちゃったんじゃないかって、少し不安だったよ?私が言うことじゃないのだろうけれど、アイラはもっと泣いたり笑ったりしていいんだよ?」

(・・・!)


「キスカ、ありがとう、もう少しお腹の音聞かせてね。」

 ボクは果報者だ、この村のみんなはもう家族みたいなものなんだ。

 新たに生まれてくるはずの新しい命の心音をボクは心行くまで堪能した。 


アイラはおっぱいスキーみたいです。私は貧乳派です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ