いきてるってなんだろう?
なんとなく、書いてみました。
絵本の文章みたいに書くのははじめてなので、指摘があればよろしくお願いします。
おんなのこはふとおもいました。
「いきてるってなんだろう」
おんなのこはおそとへいきました。
おばあさんにあいました。
「こんにちは。おばあさん」
「こんにちは。おじょうちゃん。どうかしたのかい?」
「いきてるってなに?」
おばあさんはおんなのこのあたまをなでました。
「こういうことだよ」
おんなのこはさっぱりわかりません。
こわそうなおじさんにあいました。
「こ、こんにちは」
「こんにちは。じょうちゃん。なにかようかい?」
「いきてるってなに?」
おじさんはきっぱりいいました。
「わからん」
おんなのこはおじさんもわからないことがわかりました。
へんなかっこうのおにいさんにあいました。
「こんにちは」
「こんにちは。おじょうさん。どうしたの」
「いきてるってなに?」
おにいさんはいいました。
「こっちにあるいてきて」
おにいさんのほうへいきます。
「ふりかえって。したをみてごらん」
いわれたとおりふりかえってしたをみるとちいさなあしあとができてます。
「これがいきてるってことだよ」
しかし、おんなのこはわかりません。
いえにかえっておとうさんにききました。
「おとうさん」
「なんだい?」
「いきてるってなに?」
「はたらくことかな」
さらにおとうさんにききます。
「はたらくってなに?」
「今の生活をするために人のやくにたつことだよ」
「じゃあ、わたしはいきてないの?」
おとうさんはこまります。
「ちがうよ。うーん……。おかあさんにきいてみなさい。もしかしたらわかるかもしれないよ」
「わかった」
おとうさんにきいてもわかりません。
よる。
ふとんのなかでおかあさんにきょうのことをはなしました。
おかあさんにもききました。
「いきてるってなに?」
おかあさんはすこしだけかんがえてわたしをだきました。
「あったかいでしょ」
「うん」
「このあったかさがいきてるってことよ」
「そうなんだ」
おかあさんのあったかさにおんなのこはこころのそこからほっとしました。
おんなのこはなんとなくわかったきがします。
しかし、そんなことはどうでもよくなりました。
そのままあったかいおかあさんにつつまれてゆめのなかへたびだちました。
生きてるって、人生ってなんだろう。
たぶん、100人いたら100通りの答えがあるんだろうなと思いました。
自分の安直な思いつきなので伝わりにくいと思いますが、そういうのが伝わればうれしいなぁ。