プロローグ
皆さん初めまして?
この作品は作者がしばらく執筆活動から離れていたので、リハビリも兼ねています、ご了承ください。
また、このプロローグはちょっとした理由で急いで書いて投稿したので後々修正を入れると思います。
目を開けるとそこは雪国であった・・・なんてことはないが、少なくとも今まで見たことがないぐらい真っ白な空間だ。
眼がくらむような白さなのに、全くまぶしさを感じない。
むしろ心が落ち着くような、もっとここにいたいと思えるような場所だった。
「どうも」
突然、後ろから声をかけられる。
振り向くと優しそうな表情をした、真っ白な爺さんが立っていた。
なんだか、いかにも【神】といった感じがした。
「えっと、どうも」
とりあえず返事を返すが、イマイチ状況が分らない。
しかし、神(仮)はにっこり微笑みながらうなずく。
「意識はしっかりしているようで何よりじゃ」
「あの、ここはどこでしょうか?」
「ここは死後の世界で・・・これからの行く先を決める場所・・・といったところかの」
妙な間が気になるけど、行く先を決めるってどういうことだ?
「それはの、色々深い訳があるのじゃが、お主が転生するかしないかを決めるということじゃ」
なるほど、って、うん?今、心を読まれなかったか?いや、神(仮)だし、当然ともいえるか?
「まあ、確かに儂は神じゃ、心も読めるが、当然ではないぞ?できない神もたくさんいるからの。
それで?転生はどうするのじゃ?」
「あー、そうですね、転生先はどんな場所ですか?」
「そうじゃのう、転生先は魔法が進んでいるか、科学が進んでいるか、今なら選べるぞ?」
あ、定番の剣と魔法の世界だけじゃなくて科学も選べるのか、でもやっぱり、魔法かなぁ。
「魔法じゃな、よし、あとは、転生後の体についてじゃが、多少は決められるが、何か要望はあるかの?」
「そうですね、簡単には死なない体だと、ちゃんと魔法が使えるようにしてほしいですね」
「ふむ、了解した、では、さらばじゃ!」
神がそう言った瞬間、急に意識が途絶えた。
読んで下り、誠にありがとうございます
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