表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

夏の幻

作者: 九月

夏の幻


明日咲く朝顔の花露に濡れ少女の唇紅をさす指


青空の一片の雲風に揺れ白き衣の輝き隠す


道端の小石蹴飛ばし追いかける孤独な君の少年の頃


雨を請い雷を呼ぶ巫女の唄遠い昔の幻の村


夕暮れに伸びた影を眺めつつ過ぎ逝く夏を語る旅人


真夜中にランプを灯し夢を見る美しい日の夏の幻


蝉時雨森をさまよい聞いた夏星を探した寂しき夕べ


町の灯の遠く輝く道のあと誰かのたどる古き足跡


星の降る夜に軌跡の箱開ける希望という名の愛の輝き

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] いいですねえ。31文字のリズムが気持ちよく入ってきます。1行詩が並んでいるけど、つながっているような素敵な詩です。もう少し見たかったので、このポイントになりました。
2009/10/20 09:41 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ