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詩集

満月の夜に思う

作者: 入江 涼子

 1、十五夜

 

 私は十五夜のお月様を見ていない。


 せっかく一年でも綺麗に見える時なのに。


 ちょっと残念で悔しくもある。


 もう時刻は夜中だ。


 どうして見られなかったの?


 そうお月様の声が聞こえたような気がした。


 あくまで私の想像だが。


 けど堪能できなかったのはやはり惜しい。


 絶対に来年は見るんだ。


 そう決めて夜空を見上げた。


 お月様、だから待っていて。


 私もあなたを見るのを忘れないから。


 そう胸中で告げたら。


 待っているよ。


 また、お月様の声が聞こえたような気がしたのだった。


 2、満月を見ていたら


 私は昔から満月を眺めるのが好きだ。


 まんまるなお月様は綺麗だしどこまでも明るく優しく照らしてくれるから。


 そういえば、お月様にはウサギが住んでいるっていうけど。


 昔々にある中国という国の女神様がお月様に行ってみたら。


 そこには不老不死の薬を作るガマガエルとウサギしかいなかったんだとか。


 本当かな?


 私はそれを本で読んだ時は思ったものだ。


 けどね。


 お月様の模様がウサギに見えるから住んでいると昔の人は思っていたみたい。


 外国だと女性の顔だったりカニだったりと見える模様も様々なんだ。


 ウサギに見えるのは日本だけみたいだけど。


 私は面白いと思った。


 さあ、あなたはお月様の模様を見てみて。


 何の模様に見える?


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