第三幕 異界の少女
どうも、フランです。相変わらず投稿ペースはガバガバですがゆっくりしていってね!
闇が襲ってくる。感情が、悪意が、心が流れ込んでくる。逃げ惑うのは誰だ?俺?顔がはっきりしない。そもそも俺とはなんだ?思考の隙間で声がする。暖かくそれでいてどこか冷たい声。どこかで聞いたことのある声なのに記憶は霞む。闇に沈む俺の意識をその声は朝日の様に引き戻すのだった。
«博霊神社»
「ねえ、ねえ貴方大丈夫?」
その声で俺は目をさました。見えるのは木で出来た天井と茶色がかかった黒髪の少女の二つだけ。起き上がろうとするが上手く体に力が入らない。
「まだ動けないわよ。魔理沙のマスパくらって一週間ちょっとで動けるわけないじゃない」
「ゥ、グゥ」
無理やり体を動かそうとすると、体がギシギシとなるような気がする。激痛と共に小さな唸り声しか上がらなかった。
「ほら、言った通りでしょ。もうちょっと寝てなさい。」
そう言いながらその少女はだけた布団をかけ直してくれた。その時の自分には重い瞼を持ち上げるだけの気力も残ってはいなかった。
次に目を覚ましたのは少女達の会話が聞こえてきたからだった。襖の向こうで何やら楽しそうに話している。体を動かそうとすると、激痛はある、しかし前回に比べれば驚く程に軽くなっていた。何とか起き上がりふらつきながら襖を開けると少女達が一斉にこちらに視線を送ってくる。第一声は前目覚めた時にいた少女だった。
「あら、もう動いて大丈夫なの?」
心配そうに訊ねてくる少女に軽く戸惑いながら言った。
「はい。動くと少し痛みもありますが動けない程ではありません。」
「そう。じゃあ少し説明をしましょうか。」
神妙な顔で少女が語ることに果たして自分は耐えられるのだろうか。
あどけなさが残る少女からは、そう思わせるだけの存在感とプレッシャーが放たれていた。
如何だったですか?少しずつ物語を動かしてはいるのですがなかなかペースが遅いのでなんとも言えない感じになってます。本当すいませんonz
次回、~現実と幻実~ 何が現実かは、自分で決めることだ。