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東方 親花伝  作者: 博神幽牙
第一章 親花の叫び
2/6

第ニ幕 悪夢は漆黒に染まる

お久しぶりです。フランです。少し時間が開いてしまいましたがやっと第ニ話です。こんな、投稿間隔とありがちな、内容で良ければゆっくりしていってね!

[???]

「ここは、何処だ?」

気づいたら俺はそこにいた。

暗い闇、世界全てを闇で塗りつぶしたような世界。そこに、一人の子供が踞っていた。

「君は誰だ?」

俺は無意識のうちにそう問いかけていた。だが···。

「違う」

「え?」

"違う"確かにその子はそう言った。怒りと恐怖で支配されたような声で···。

「ねえ」

その言葉が小さな沈黙と俺の思考を打ち切った。

「ねえ、僕は悪魔なの?」

「···!!」

悪魔、そのありふれた言葉は俺の心に刺さった棘のようだった。確かに俺と深く関係のある言葉のはずなのに詳しいことは思い出せない。

「!?」

ふと周りを見ると真っ暗だった世界に少し光が射していた。真っ赤な夕焼け、いつの間にか周りには少しだが人が現れていた。周りにいたのは家族ばかりで恐らく子供であろう少年少女が少し離れた場所からある一点を指差していた。

「ねえ、ママ。あの子何で道の真ん中でしゃがんでるの?」

「こら、見ちゃいけません。」

「あの子は悪魔と呼ばれていて関わらないほうがいいんだよ」

「パパ、そうなの?」

「ああ、ほら行くぞ」

周りから聴こえてくるのは、”悪魔” ”悪魔” ”悪魔” ”悪魔”そして訝しげに向けてくるその視線には殺意と恐怖しか映っていなかった。

”悪魔”

「違う」

”悪魔”

「違う!」

”悪魔”

「違う!俺は」

”悪魔”

「俺は!!」

その子に言葉は向けられているはずなのに、いつの間にか自分に向けられた言葉の様に、そしてその言葉に抗う様に俺は叫んでいた··········。

如何だったでしょう?完全に間繋ぎというか、伏線というか、本当文章下手でスイマセン。前回に引き続き感想、訂正お待ちしております。後、出来るだけ後書きには内容についてを書かないようにしているのですが書いてほしいという人は感想宜しくお願いします。ちなみに、この次回予告どうでしょう?アニメぽくしたんですが不快に思われたなら止めますのでコメントで言ってください。

次回、~異界の少女~ 世界が変われど己は一人。目覚めの時はすぐそこだ。

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