15.鬼屋敷 夜雲の武器
鬼屋敷 夜雲が持つ軍刀については、公式設定書『Fate/complete material Ⅲ World material』に記載があります。
鬼屋敷 夜雲が持つ軍刀は、名称は「葵上」といい、実在の軍刀である葵上光則の模造刀とされています。
葵上光則は、鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて活躍した武将で、後に武器鍛冶としても名を馳せた人物です。
「葵上」は、鬼屋敷 夜雲が所有する模造刀であり、太刀としての形状をしています。
刀身の色は純銀色で、装飾的な切子模様が入っています。
刀身の長さは約80cm、柄の長さを含むと全長は約105cmです。
「葵上」は、鬼屋敷 夜雲が操る剣の中でも、特に斬撃力が強く、振り回すことで空気を切り裂くような音が鳴るとされています。
また、夜雲が「魔力を灌注することで、妖怪を倒す為の効果がある」と語っている場面もあります。
太刀としての模造刀である葵上は、夜雲の家紋である鬼屋敷家の紋様が彫り込また太刀であり、鉄と妖気が混ざりあった特殊な鋼を用いて作られています。
刃渡りは長く、切っ先から刀身にかけて幅が広く、太刀としての形を生しているように見えるが実の所直刀としての特徴があり、切っ先が尖っています。
この軍刀であり太刀の「葵上」は、鬼切丸の一振とされる場合もあります。
この太刀は、鬼切丸と同様に妖刀としての力を持ち、魔術回路を妖刀に通すことで強力な攻撃を行うことが出来ます。
葵上の特徴的な能力としては、妖気を帯びた物体を斬ることが出来ることが挙げられます。
夜雲は魔術師としての技術も高く、妖怪や怪異を扱う事が出来るため、葵上の能力を活かして妖怪を切り伏せる事が多く描かれます。
・この他にも、夜雲の持つ軍刀には首を刈ることに特化した呪いの軍刀である「黒影 黒漆太刀拵」と呼ばれる太刀を有している事もある。
(その他にも個人的な趣味による、呪物収集もしており、それに関係する呪刀をその手で振るうことも出来る。)
鬼屋敷 夜雲が用いる魔術的な道具は、先述の軍刀の他に幾つか存在します。
1.葵上
夜雲が愛用する太刀。
詳細については、先述の内容を参考にしてください。
2.黒縄鎖
鬼屋敷家に代々伝わる、魔術的な力を持った鎖。
妖怪や怪異を封じる力を持つとされる。
3.紅天女
夜雲が用いる魔術式の一つ。
赤い色をした縄を使い、対象を縛り上げることができる。
4.六道輪廻
夜雲が用いる魔術式の一つ。
相手の魂を輪廻転生の輪に導き、苦しみを与えることが出来る。
5.転輪業火
夜雲が用いる魔術式の一つ。
相手の体内に炎を灯し、その炎を操って攻撃することが出来る。
6.鉄風丸
鬼屋敷家に伝わる投げ手裏剣。
鉄製で風に乗って飛ぶ為、遠距離からの攻撃に使用されます。




