12.鬼屋敷 夜雲
鬼屋敷 夜雲は、TYPE-MOONの作品『魔法使いの夜』およびその関連作品に登場するキャラクターであり、鬼屋敷家本家の当主・泰持の息子であるとされています。
彼は物語の中で非常に重要な役割を担っており、鬼屋敷家にとって特別な存在として描写されています。
まず、鬼屋敷 夜雲は神秘的な雰囲気を持ち、人間離れした能力を持っているとされています。
そのため、鬼屋敷家の人間からは畏敬の念を抱かれており、彼らの中でも特別な存在とされています。
以下に詳しい設定を紹介します。
【基本情報】
名前:鬼屋敷 夜雲
年齢:不詳(外見は20代後半程度)
性別:男性
身長:約180cm程度
体重:不詳
所属:鬼屋敷家 本家
【外見】
黒い長髪を後ろに束ねたのが特徴的。
鋭い目付きに、紫色の瞳と赤い魔眼を持っており左眼の魔眼の方には独自に構築した複雑な魔術回路を組み込んだ眼帯をつけていることが多い。
肌の色素は薄めで、服装は基本的に白いワイシャツ、グレーのスラックス、赤いネクタイ、手には常に黒の手袋をしている描写が多いとされます。
体格は長身の痩せ型で、肉体は鍛えられているのか筋肉質。
【人物像】
鬼屋敷 夜雲の性格はいくつかの特徴があり、複雑で多面的な性格をしています。
・クールで冷静な性格:夜雲は冷静で理性的な思考を持ち、感情を表に出すことは少ないようです。冷静な判断力を持ち、戦闘時には機転を利かせた戦略を展開することが多いです。
・高いプライドと自信:夜雲は、自分が鬼屋敷家の一員であることを誇りに思っており、自分の力や才能に高い自信を持っています。また、他人からの批判や評価にはあまり気にしません。
・厳格な魔術師:夜雲は、魔術において非常に厳格で、自分自身にも厳しい姿勢を持っています。また、自分以外の魔術師に対しても厳しい態度をとることがあります。
・深い孤独感:夜雲は、自分が異質な存在であることを自覚しており、孤独感を抱いています。また、過去にあったトラウマが彼を苦しめている様子も見られます。
・信念に基づく行動:夜雲は、自分の信念に基づいて行動することが多いです。また、その信念に従って、自分の立場を捨てることも厭わない強い意志を持っています。
【経歴】
鬼屋敷 夜雲は、鬼屋敷家 本家の当主である鬼屋敷 泰持の子供として産まれました。
鬼屋敷 夜雲は生まれつき魔術回路が一族の中で特別多い子供として生まれ、その元々の高い魔術的適性を有しています。
その他に、鬼屋敷 夜雲は魔眼を持つ一族の中で特別な魔眼を有していることで知られており、その将来について有望視されていることが多くありました。
だが、夜雲は約5歳の頃にとある魔術師によって拉致され、魔術的実験の実験台として実験され、そして虐待されてきました。
夜雲が事件から開放されるまで、約5年近くもの間実験と虐待が繰り返され………元々持ち合わせていた魔術回路の本数やその他の肉体的な変質は大きなものとなったといいます。
(拉致事件の影響で重度のトラウマと暗所・閉所恐怖症を患うこととなる。)
拉致事件による影響のせいで、肉体的、精神的、魔術的にも多くの障害が残ってしまい、それを憐れんだ鬼屋敷家本家の人達は夜雲の同意の上で延命魔術を施す事となります。
その延命魔術と、鬼屋敷 夜雲が受けた実験の影響で鬼屋敷家の中でも長い寿命を持つ存在として生きる事となってしまった。(推定的に、約数百年くらいの寿命を持つこととなる。)
夜雲が魔術協会の時計塔に入った経緯やその時期については不明だが、彼は時計塔の学科においてはあらゆる分野について習得し、そして冠位に近い魔術師として認定されることになりました。
だが、夜雲が過去に受けた壮絶な実験と鬼屋敷家の施した延命魔術、そして夜雲が今迄で習得した魔術等などによるその常人ならざる力を持つが故に「封印指定」の魔術師として認定される事になる可能性も出たといいます。
【魔術に関する設定】
・魔術回路:約1000本以上
(少なくとも推定数千~数万本と言われる。)
・魔術回路の質/量
EX(測定不能)/EX(測定不能)
・魔術属性:アベレージ・ワン
(強いて言うなら地属性)
・魔術特性:陰陽道、呪術、東洋魔術、西洋魔術などといったあらゆる分野の魔術を習得しており、基本的に呪術と魔術を融合させた独自の術式を扱うことが多いです。
他にも、剣術や格闘術を用いた戦いを得意とし、独自の魔術と併用して行使することが多いとされます。
・鬼屋敷 夜雲の魔術回路についての評価
「人類史上最高の魔術回路を持つ家系の一つ」と称される一族である、鬼屋敷家における一般的な魔術回路の多さは約300本程度と言われています。
その中でも鬼屋敷 夜雲は生まれ持ってそれ以上の本数はあったと言われる。
「全回路を繋げた大魔術陣を完成させるほどの魔力を持った人物」
「魔術回路の多さでは、鬼屋敷家一の天才」という評価をされることが多いとされます。
・尚、鬼屋敷家では代々「魔眼」が遺伝する一族にあり、その魔眼の等級はおおよそ「宝石」ランクと言われるくらいにはその価値は高いものとされる事があります。
・特に鬼屋敷 夜雲の持つ魔眼は、鬼屋敷家一族の中では特別な魔眼を有している為、それに関する事件に巻き込まれる事も度々あると言われます。
・夜雲が独自に開発した魔術の中に、『夜雲式』と呼ばれる独自のものや『高位魔術礼装』と呼ばれる一般の魔術師よりも高度な魔術礼装を複数持ち合わせていることが多いとされます。
・鬼屋敷家の一族では、「鬼道」と呼ばれる魔術を鬼屋敷 夜雲や桜花も継承しており、鬼道を扱うことが出来るようです。
鬼屋敷 夜雲の操る魔術には、魔術の種類によって様々な特性があります。
例えば、敵を凍結させたり、風を操ったり、炎を発生させたりすることが出来ます。
これらの魔術は、夜雲が戦闘中に自在に使いこなすことが出来ます。
また、彼は自身の魔力を高めることが出来る「魔力放出」や、魔力を練り上げた刀身を敵に突き刺して炸裂させる「魔力放出・激突」などの特殊な技も使いこなします。
総じて、鬼屋敷 夜雲の戦闘スタイルは、高い魔力と剣術の技術を駆使し、多彩な魔術を駆使して敵を撃破するスタイルです。




