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神崎涼の失踪  作者: 紅月
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プロローグ

あわわわ初投稿なのです。紅月こうづきと申します。このたびはこの小説「神崎涼の失踪」を読みにきていただいてありがとうございます。

今の所残酷描写が出てくるかはよくわかりませんのであしからず。

さてさて、ではでは

 俺の友人の話をしようか。唐突に何かって?いや、わざわざ俺に会いに来るくらいだろ?

それに、お前は・・・いや、なんでもない、気にしないでくれ。お前の用事ってのは何かなんとなくわかるから。わかるからこそきいてほしい。

 そいつは普通の家庭に生まれた普通の長男だった。幼稚園児だったころからの腐れ縁だ。一応周りからは親友として認識されているのだが俺はあまり認めたくない。何かあるたびに厄介ごとを押し付けてくるやつを俺は親友とは思いたくないんでな。ん?友人の話じゃないのかって?とりあえず友人と呼ぶには構わないとは思っているから間違ってはいない。

 おっと、少し話がずれたか?

 話を戻すぞ?

 そいつの状況が普通じゃなくなったのはあいつが高校二年生のころのことだな。まず、親が離婚した。理由は父親の浮気だった。離婚してすぐに再婚した父親とは完全に縁が切れた。そいつには妹がいたが父親は連れ子を認めないと言った再婚相手にあわせて子供を2人とも母親に押し付けた。慰謝料すら払わなかった。それも再婚相手の意思だったらしい。

 そこまでは、まぁよかったんだろうな。ひどいと思われようが、そこはまぁ、よくある話の一つだ。それに母親の方がそれなりに収入があったから2人を養うには十分だったんだ。確か、このときはうだるような暑さが和らいだ9月過ぎのことだったと思う。まぁ、時期なんてどうでもいいよな。

 俺もこの時期はいろいろあってそいつどころじゃなかったんだ。学校も違っていたし、そのころのそいつとの付き合いは微々たる物だったからな。俺も噂で聞いた程度だったんだ。で、その噂には続きがあってそいつにはさらにつらいことが起こったらしい。

 小、中学校のころはそれなりに、というかかなり付き合いがあったんだがそいつは俺と高校を違うところにしたから。もう一度言うが完全に噂で確かなことはよくわからない。

 妹と母親が失踪したらしい。

 嫌になるくらい雨が降る6月のことだった。とはいってもそいつはさほど困るわけではなかったようだ。もともと一生懸命働いていた親の代わりに妹と家事をしていたようだし、親が家に現金を(かなり)多めに残しておいたおかげでそいつにはバイトを探す余裕と、大学へ行く時のお金を用意できたからな。で、それなりに頭のよかったそいつは中高大とエスカレータだった俺の学校に戻ってきた。大学生になるころには俺のほうのごたごたは終わっていて、そいつと俺の高校時代の友達と仲良くしてたんだ。

 そして、俺たちは卒業した。進路については俺もそいつも親がいなくていろいろもめたらしいが俺は在宅で仕事するプログラマになった。そいつは俺の家の近所のマンションに戻ってきて普通のサラリーマンになった。

 何でこんな話をしたかって?どうしても話したいんだよ。そいつに起こったこの世の物とは思えない体験談を。普通の人ならきっと信じないだろうな。でも本当にあったことなんだよ。


 ああ、名乗ってなかったか?俺は十狩月華。そいつ、神崎悠カンザキハルカに起こったことが本当のことだといえる。数少ないというか当事者以外では唯一の人間だよ。少し、というかかなり長くなると思うけどきいてほしい。あんたならきっと信じてくれると思うからな。


◆◇◆◇◆◇◆


「キミ達は、だれ?」

「………。」

「答えないとは、いい度胸だね。」


 相手は黒尽くめに、仮面。一言も話さないのはボクを自身より上だと認識した上での緊張からだろうか?なんにせよ、今はこんな連中に構っている暇なんてない。スズと、ほぼ同時に襲撃されているということを考えると…。


「仲間か…。」


 無言は肯定なのか、否定なのか。相手が襲い掛かってくる。応戦するが、倒すまでに至らないうちに敵は姿を消した。魔力の軌跡を追ってみたが不自然な途切れ方をしている。

 スズの方も調べてみるが、こちらも不自然な途切れ方をしている。この途切れ方には、覚えがある。それに思い当たった時に唇を、強くかみ締める。

 間に合わないと分かっても駆け出さずにはいられなかった。

えっと、いかがだったでしょうか?

タイトルは考えた時に某団長の小説を思い返してしまいましたがまったくの別物です。

よろしければコメントください。

作者、登場人物問わず質問があれば受け付けております。

とは言っても登場人物はまだ月華だけですが・・・

あ、悠も名前だけだけど出てますね

それでは、これから末永く付き合っていただけるとうれしいです

投稿ペースは週1のつもりです

土、日、月あたりには投稿するつもりですが、これは自分の都合、余裕などにより変化しますので

あ、もちろん手厳しい指摘もございましたら快く受け付けております

もしもメールを送りたい方がいればこちらhappy_first_tea@yahoo.co.jp

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